投資マンションなど、不動産投資は思っているほどそう簡単にはいかない。
例えば、購入後の賃借人との関係。
売る場合には家賃が必ず入るという説明が多い。
しかしながら、賃貸借の契約は賃貸人との契約書になっている。
必ず家賃が入るといってた業者から家賃が支払われる訳ではない。
つまり、これはサブリース契約ではない。
業者とは、いわゆる「管理委託契約」とか「管理代理委任契約」という内容が多い。
こうした事例は意外に多い。
購入者はサブリースと思っているが、実際は管理のみ。
しかも、管理料や修繕費用、広告料の名目でバカ高い費用請求をしてくる。
これでは、賃料よりローンや経費が上回り、一向に収益はあがらない。
そうなると、自分の給与から持ちだすことになる。
この持ちだし金。
月に数千円だから負担は少なく感じる。
また、営業マンから巧みな言い回しで、生命保険と思えば安い負担だとか、
所得税の還付があるからなどと言って契約勧誘する。
こういう勧誘が一番厄介である。
所得税の還付でも万人の多くが多額の還付を受けられることはない。
だから、具体的に数字は一切いわないのが現実だ。
何故言わないのか?
もし、そう発言して還付にならなければ騙されたと思われてしまう。
だから、明確な数値は言わない。
投資マンションを売る営業マンの話は、ウマすぎるということにつきる。
自分のところにも何らかの投資商品の勧誘電話などがある。
その際に必ず聞くこと。
電話の先の方に「儲かるなら当然あなたも投資してますよね?」と…
すると、「いやいや…」と言いながら理由をつけて話をし、すぐに向こうから電話を切る。
こうしたやり取りから、売っている人がたは投資していないことがわかる。
やはり、儲からないとわかっているからだろう…
話は逸れたが、サブリースと思わせる契約には注意が必要だ。
家賃が入金されない月があるということは、家賃保証ではない。
ご自身の賃貸借契約は家賃保証と思っていませんか?
今一度確認してみて。
アネシスプランニング(株)
電話:03-6202-7622