昨日 うららのトレーナーとの打ち合わせがあったので
朝からとはいきませんでしたが 午後秦野へ到着
どこかで見たことのある風景・・・ なんかここ来たことある
うぅ~ん あ 5年以上も前に 夫婦喧嘩して
3日間家出したときに きたところだ
そんな事は どうでもいいんですけどね
とても暑い日でした 着くと 今日のために
比較的元気な 特に老齢のわんこたち以外は
屋根つきの小さな運動場に離されていました
屋根つきで下が土といえども 空気が暑い
他の崩壊現場を 実際に見たことはないので比較対象が
ないのですが とても清潔な環境とは呼べない
小さな運動場に出されている時以外は バリケンでの生活
プレハブ小屋の中には 3段重ねのバリケンが置かれ
それが横に並んでいて そこがこの子達の生活の場
Angel's Taleは 預かりも少ないので 最終的に行き先の
無い子と 頭にはありましたが
現場をみたら 誰でも思うと思いますが 「早く出してあげたい」
どの子も状態が悪く 医療処置が必要な子も 放置されている状態
シーズーに関しては 老齢の子は 目の状態が酷いです
ここで老齢の子とは ララちゃん(14) エミちゃん(14)
ジュニアーくん(15)
ある方から ララちゃんをうちで看取りますよ と
お声がかかっていましたが 長時間の搬送を考えると
今の ララちゃんには とても厳しく 無理でした
それなら エミちゃんは? と 思ったのですが
この2匹とても仲が良く 離れ離れにしたらと考えると
それも・・・
他に入ってらっしゃった団体さんが
老犬3匹をひき受けてくださいました
傷病犬を多く保護している 信頼できる団体です
お名前は伏せておきますが 代表の方の噂は前々から
伺っていましたが ふところの深さを改めて感じました
協力してくださる方 まるママと連絡を取りながら
Angel's Taleでは シーズー3匹を引き取ることになりました
ミュウちゃん(5) つよしくん(9) ポッキーくん(9)です
3匹とも 元気ですが やはり しっかりお世話されている家庭犬からは
程遠い姿
ミュウちゃんは 環境の変化から 人がいないと吠えます
つよしくんは ポッキー君への依存が高いです 歯が酷く汚れています
ポッキー君は 右目が白く 目やにが両目の周りに固まっています
トイレの躾は 聞いていた通りできてません
ミュウちゃん ポッキーくんは人懐こく 声をかけただけで尻尾をぶんぶん
つよしくんは 今日やっと尻尾を振ってくれるようなりました
明日から順次 病院で検査を受けてきます
いづれにしても 3匹とも若干の肥満なので もう少し体重落としたほうが
良いです 特につよし&ポッキーは 9才 心臓疾患が心配なので
肥満は大敵ですね
シーズーは全頭助かったのですが・・・ まだ 現地には残っている子達が
います
ダックス3匹 コーギー2匹 シュナウザー1匹
minatomamaのブログ で 詳細と画像がありますので
ご覧下さい(minatomamaさんありがとうございます)
画像を撮ったのですが 転送がうまくいかず ごめんなさい
ダックス3匹に関しては 確定ではないお話しがあるのですが
他の子は 未だお話しのない状態です
確定していなければ どの子にも最悪の事態が考えられる
という事でしょうか それだけは 起こらないで欲しい
今まで人間のために モデル犬として繁殖犬として
その犬生を捧げてきた子達です
家庭犬としてのしあわせも知らず バリケンでの生活を
何年もの間強いられてきた老犬達です
できれば 搬送に時間のかからない 神奈川県内の団体さん
または 個人の方 残った子達を救ってあげてください
どうぞ よろしくお願いします
現地で奮闘なさっている 小麦ママさんも初めての体験なので
それも ひとりで動いてらっしゃるので とても心細く不安だと思います
わたしが帰るとき 「この子達にとって保護されるのはとてもいい事だと
思うけど 寂しい・・・」と 気持ちがすっごく解りました
この子達の存在あって 今の小麦ママさんもいるわけです
それがこんな事態になり ボロボロになった子達を送り出し
あと1週間程しかない期限なのに 声のかからない子すらいる
小麦ママさんが 言葉に出した思い以上に 心の中は複雑だと思います
そして 建物の2Fにあった 倒れた写真立て
入っていた写真は かつて栄光の時代のジュニアくんでした
ドックショウなのでしょうか 綺麗にトリミングされた長い毛
でも 今はボロボロのジュニアくん なんとも言えない思いが
襲ってきました