家庭用燃料電池の生産計画を当初比1・2倍に パナソニック(産経新聞)
 パナソニックは6日、平成23年度の家庭用燃料電池(エネファーム)の生産台数を当
初計画比1・2倍の6千台強に上方修正したことを明らかにした。東日本大震災以降、家
庭で発電できる燃料電池への注目が高まっているためで、生産態勢を整え、さらに上積み
をはかる。
 同社は21年にエネファームを商品化。年産2千台からスタートし、22年度は3千台
を生産するなど、着実に事業を拡大してきた。今年度は当初5千台を見込んでいたが、今
春投入したコンパクトサイズの新機種が好評なことに加え、全国的な電力不足を受けて関
心が高まったという。
 草津工場(滋賀県草津市)では、大阪ガスや東京ガス、東邦ガスなど大手ガス8社向け
にフル稼働が続く。業務効率化で昨年より工程を3割削減するなど生産性を高め、需要増
に対応している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110906-00000590-san-bus_all