真心つくせ 人しらずとも | 「魂が震える話」ブログ

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口べたな人、必見です!


僕もどもるし口べただし、滑舌まで悪いので(笑)、


以下は参考になりました♪


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ことばというものは不思議なものです。


人を説得しようとして、立て板に水を流すようにしゃべりまくっても、相手には通じません。


テレビのおしゃべりタレントが口角泡を飛ばしてしゃべっても、視聴者は知らん顔です。


和尚は、人の心と心が以心伝心するとか、相手の話に感応することを、いつも音叉(おんさ)の話にたとえます。


人間は一人ひとりの心のなかに、音叉をもっていて、タレントの発する声の周波数が視聴者の音叉の周波数に合わないと、音叉が共鳴しません。


そうかと思うと、人と会話をしていて、こちらがなにげなくいったことばに相手がすっかり感動して、突然涙ぐんだりすることがあります。


それは、こちらが相手の音叉と同じ周波数の音を出したために、相手の音叉が共鳴して鳴りだしたのです。


相手の音叉が共鳴するのは、こちらのことばのなかに「真心」がこもっているからです。


人間は真心のこもったことばに感動するのです。


少しでも、相手を利用して自分の利益にしようとするような気持ちをもって話せば、相手は音叉の鉛のようにびくとも動きません。


真心のこもったことばは、立て板に水のようなおしゃべりからは出てきません。


どもるほどのことばは、人に信頼感を与えるのです。


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人生の悩みが消える空海の教え

大栗 道榮 著

三笠書房より


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空海さんは「ほんとうの雄弁家は口べたである」と言いました。


勇気付けられる言葉です♪


しかし、よく考えてみると確かにそうかもしれません。


例えば、「おはようございます」ひとつとっても、(おっ、調子がよさそうだな)(あれ?怒ってる?)(体調わるいのかな?)など、感じるモノがあるでしょう。


そしてそれがかなりの確率で当たっていたりします。


同じ「おはよう」ということばを言っていたとしてもです。


「ありがとう」のことばも、どんなにスラスラ言えたとしても、そこに真心がこもっていなければ、それは相手に伝わっているのです。


不器用な「ありがとう」だとしても、その不器用さも含めて、真心があれば伝わるものです。

 


“あれを見よ みやまの桜 咲きにけり 真心つくせ 人しらずとも”


ということばがあります。

 

意味は、


誰も見るものもいない深い山の桜がきれいに咲いている。

 

桜は人々に見てもらうために咲いているのではない。

 

人間も同じである。

 

他人が知ろうと知るまいと、真心をつくせ。


普段何気なく使うことばも同じです。


相手に伝わるかどうかよりも、自分が真心をこめたかどうかの方を大切にしたいですね♪


真心こめて配信します!!!