楚漢伝奇 第14話 | 呉下の凡愚の住処

呉下の凡愚の住処

三国志(孫呉)・春秋戦国(楚)および古代中国史絡みの雑記、妄想、感想をおいてます。
文物や史跡など、誰もが実際に見に行けるものを布教していきたいな。
他、中国旅行記や中国語学習記も。

今週は……いろいろありましたね……
やっぱり金曜日の夜に一話見ようというのは(自分には)無謀すぎるので、
これからは週の初めに見ておいて下書き保存しようと思います……
趙高さん多めにしておきましたよ!!! <誰得
※画像ネタバレ注意!



呉下の凡愚の住処-呂雉
▲オープニングの呂雉!

第十四集 皇帝の影

→「皇帝の影」とは趙高のことを指しています

・前回「援軍はどこから来たの?」ってすごく気になる終わり方をしたと思ったら
 何のことはない秦が派遣した援軍だったようです。
 しかも来るのに2日かかるとか……まだ来ないじゃん……
 つまらんな!!!

“張楚”とは陳勝・呉広(最初に秦に反乱した人たち)の立てた国の名前です。
 “張”とか付いてますけど何のことはない楚です。
 “張”については「(楚の)領地を広げん」という意味が一般的らしいですが
 百度の张楚のページ を見たら結構いろいろな解釈がなされてました。

呉下の凡愚の住処-大都督英明啊
▲“英明”とか大都督とデジャヴりますね

・正面から城を攻めてもダメなので、
 劉季を縛って県令に渡すという作戦に出たようです。

呉下の凡愚の住処-緊縛劉季
▲ずいぶん体張ってるな……

呉下の凡愚の住処-沛公
▲油断しすぎて満面の笑みな県令(右)

呉下の凡愚の住処-緊縛劉季と樊噲
▲樊噲ちゃんに引きずられる劉季

 作戦成功して城の中に入れました。よかったね!
 城内に入ってさえしまえば県令たちは劉季ファミリーの敵ではなかった。
 沛県が落ちたと聞くや、ここに向かっていた秦の援軍は撤退したそうです。

呉下の凡愚の住処-蕭何
▲蕭何さんの貴重な戦闘シーン

咸陽(秦の首都)です。

呉下の凡愚の住処-趙高
▲▼趙高さん今日も主役オーラパねえっす!!

呉下の凡愚の住処-趙高

 久々に李斯が出てきました。
 李斯は腰を押さえながら歩いています。荀彧にしか見えない私を許して!

呉下の凡愚の住処-李斯

呉下の凡愚の住処-趙高
▲趙丞相の女子力高い表情

 朝廷に動物が並べられているのを見て趙高にぶちギレる李斯。
 趙高と李斯の壮絶なバトルが始まる!

呉下の凡愚の住処-李斯
▲「先帝の御前であればお前の血族は全員処刑されているぞ!」

呉下の凡愚の住処-趙高
▲「丞相、お忘れなく。先帝は既に沙丘で崩御された」

 ↑ここのやり取りが! すごく! カッコよかったです!!
 趙高が秦を破滅に向かわせていく感じがたまりません! ぞくぞくする!!!

・帰宅して胡亥を皇帝に立てたことを悔やむ李斯さん。

呉下の凡愚の住処-李斯

 「明日陛下に会ったら鎧を脱いで故郷に帰り、犬を連れて狩りに行こう」
 とか言ってますけどそれ死亡フラグですから!! おいやめろ!!!

・劉季が県令の椅子に座って
 「主公に見える?」って仲間たちに聞くんですが、
 みんなが「見える見える! 俺の拝礼を受けてくれ!」って答えてるのに
 すごく感動しました……この人もとは本当に一庶民だったんだなって……

呉下の凡愚の住処-老人×3
▲でも撮影遅れておじいさん×3になりました

呉下の凡愚の住処-劉季
▲もうね劉季がイケメンすぎるよね
(無意味な画像)

・ああ! 胡亥は「李斯には謀反の気持ちはないと思う」って言ってる!

呉下の凡愚の住処-胡亥

 胡亥もっとがんばろうよ! その自分の思いを信じていこうよ!
 無理だと思うけどさ! 趙高ついに李斯も潰しにかかってきたな!

呉下の凡愚の住処-虎座鳳凰架鼓
▲やっぱりこの朝廷に楚の太鼓置いてありますよね!?
以前から気になってたんですけど半分しか見えなかったから!
秦のお眼鏡にもかなう楚のセンスよ……

呉下の凡愚の住処-胡亥
▲▼お妃と遊ぶ胡亥を見る趙高の顔が怖すぎ

呉下の凡愚の住処-趙高


主な登場人物:
曹参、劉邦、蕭何、樊噲、雍歯、趙高、李斯、夏侯嬰、盧綰、周勃、呂雉

次回(楚漢伝奇 第15話)
未見

前回(楚漢伝奇 第13話)
http://ameblo.jp/ancyon/entry-11535369255.html

饶 ráo:許す。勘弁する。大目に見る。
内讧 nèi hòng:内輪もめ。内訌。“内哄”とも。
怂 sǒng:<書>驚き恐れる。
赤忱 chì chén:<書>誠実である。
搀扶 chān fú:支え助ける。手を貸す。
懊恼 ào nǎo:くさくさする。思い悩む。
窜 cuàn:逃げる。逃げ回る。走り回る。→悪人・敵・獣などについていうことが多い。