「もったいない」との決別 | 呉下の凡愚の住処

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三国志(孫呉)・春秋戦国(楚)および古代中国史絡みの雑記、妄想、感想をおいてます。
文物や史跡など、誰もが実際に見に行けるものを布教していきたいな。
他、中国旅行記や中国語学習記も。

アンサイクロペディアのドラゴンボールの項目を読んで寝落ちしてました……
最近たるんでますね。肥満だけにたるんでますね。


留学先での食事というのは結構シビアな問題だと思います。
特に日系の食品が手軽に手に入らない場所での生活の場合

■現地の食事が合わなくて食べられるものがない→拒食症
■なんでもおいしくて食べすぎる→過食症

のどちらかのパターンに陥ることが少なくないようです。(知恵袋を見てみた結果)

私は自分が太ったいちばんの原因はストレスによる過食だとよく分かっています。
最初は寝床にまで出るゴキブリ、次は授業がHSKに繋がらないこと、
そしていちばんのストレスはずばり食事でした。
理由は先日書いたとおりで、
・料理が捨てられていくのを見るのがストレス
・同行者の料理だけでも捨てさせまいと無理やり食べる
・食べる自分にストレス
・ストレスによってまた貰った食品を食べる ←意味不明

こうして文字にしてみると、「食べたストレスでまた食べる」というのが
いかに意味不明で理不尽で不毛な行為なのかがよく分かります。
しかも食事自体がストレスの原因なのに、
そのストレスを解消するためにまた食べるという最悪のコンボです。
今この瞬間は事態を客観的に見ることができるので、
自分の思考回路が明らかに異常だということも分かります。
早く解決しないと慢性化するであろうことも想像に難くない。

うん……がんばります。
何をがんばるって
「外食に参加しないこと」「人が食料を捨てていても干渉しないこと」
「賞味期限切れの食品を貰わないこと」
を、です。
食事に参加して一口も食べないやつがいると場の空気が壊れるから、
食事に呼ばれても行かない。何も食べなくていいと言われたときしか行かない。
私は今年前半の数ヶ月、食事制限で体重を5,6キロ落とし、
その後も食べながら体重を減らし続けたので、
空腹に負ける気は一ミリもしませんし、食事制限が危険だとも思いません。
体重落として健康になったし、衝動食いもなかったですし。

とにかく「もったいない」という気持ちが敵です。
「せっかく話せる機会なんだから……」とか
「せっかく一人では行かないお店なんだから……」とか、
「賞味期限切れで捨てるなんて……」とか、もう、
ダメ絶対です。麻薬と一緒です。
美味しいと思えるのはほんの一瞬、最初の最初だけ。
実際、残った食事を詰め込んでる瞬間、もう味なんて分かってません。
いかにしてこの料理を体内から排出するか、ってことしか考えてない。
病んでます。食べることによって病むとか最悪です。

ゴキブリと授業のことは誰もが悩む可能性のある問題ですが、
食事を捨てるのがもったいない、という感覚は
これまで育ってきた環境や考え方によるところが
大きいと思う(=「慣れ」で解決できない)ので、
しっかり腰据えて根本から対処していかなくちゃいけないですね。
これ以上慢性化させないためにも。


完全に病んでる文だし暗すぎて自分でも嫌なのですが、
「留学(や転勤)による環境変化で摂食障害になった」
というひとつの体験談としてどなたかの参考になれば、と
記事にすることを決めました。

過食の原因は人それぞれでしょうが、まずは原因を見つけ、
その原因と向き合い、対処していくことが
完治への道しるべになるのではないかと私は思います。
少し経ったらまた経過を書きますね。