えー、ただ単なる食いしん坊なワタクシですが、
昨日、放送作家わぐりたかしさん主催の
「日本フードジャーナリスト会議」に出席してまいりました。
フードジャーナリスト会議とは、
食&食メディアに関わる様々な方が集う交流会で、今回はその6回目 。
フリーライター浅妻千映子さんとスーパーパティシエ辻口博啓さん
をゲストにお迎えしてのトークセッションとのこと!
わぉ☆そんなすんごい会議にワタシも出席して大丈夫!?
ドキドキわくわくしながら会場に到着すると、
先週はどうもですの55aiaiさん 、そして初めましての蓮花さん 、
そして、すぐその後にヒロキエさん もいらっしゃいました。
そしてそして、あのセレブな叫子さん にもお会い出来ましたのよん。
あっという間に会場は100人くらいの参加者が埋め尽くしほぼ満席状態!
ひゃぁ~、す、すごい。
もうね、結論から言うと、
すんごく面白くて、かなり興味深くて、ずっと集中しまくりでした。笑
浅妻さんのライターになるまでのお話や、
辻口さんの自分のスタイルを貫く姿勢、
何から何まで新鮮で、とっても刺激を受けました。
本当に参加してよかったぁ・・・!
浅妻千映子さんが2000年に執筆されている「未完成ガイド」は
お店の名前も場所も連絡先も載っていない虫食い的なガイド本。
そんなガイドじゃないガイド本を思いつくなんて画期的なことを
当時やりのけてしまったことにもびっくりしたし、
経済界に連載中の「粋なあなたに連れられたい店」のコンセプトも、
「あぁ、それ、いい♪」と思わず肯きたくなるほど納得してしまった。笑
何よりも浅妻さんの話し方や言葉遣いが、
とても真摯な響きをもってワタシの心に伝わってきたんです。
はぁ~ステキな女性だなぁ・・・。思わずため息が洩れてしまいました。
一方、辻口博啓さんは金色の髪を鬣のようにツヤツヤに整えて、
少しくだけた感じの雰囲気。
でも、辻口さんが語る言葉一つ一つは熱い想いがこもっていて、
そのくだけた雰囲気とは対照的に真剣さが伝わってきました。
ワタシね、辻口さんのケーキが本当に好きで、
「モンサンクレール」ってなんてすごいケーキ屋さんなんだろう?
って思ってたし、今でもそう思ってるんだけど、
パンのお店とか、ジャムのお店とか、チョコのお店とか、
次から次へと新しい業態へ展開していることについては、
なんでそんなに色んなことに手を広げようとするの?
本当は辻口さんは何を目指しているの?って不思議に思っていたのね。
でも、実際に辻口さんにお会いしてお話を伺ううちに、
あぁ、ワタシ、この人のこと誤解してたのかな、って感じた。
辻口さんは、今既に誰かがやってることや、
世の中で実現されていることと同じことをやってもダメだ、
今あるもののさらに完成度の高いものを作るのではなくて、
まだ誰もやっていないことをやりたいんだ、と熱く語ってくれました。
石川県に昨年オープンさせた辻口さんの美術館。
LEDの幻想的な光と、飴細工などで自由に表現したオブジェは、
確かに今まで誰もやろうとしなかった分野だと思ったし、
辻口さんの沸き立つ情熱や滾る想いというのは、
子供のときに感じたことや経験に基づいているんだなぁ、って。
だから、いろんな夢を描いて、それを夢のままで終わらせてないんだけど、
どれもこれも自分で納得したものだけを実現させているような気がする・・・。
まだまだこれから何かやってくれちゃいそう!
そんな迫力を感じてしまいました。笑
というわけで、ホントに有意義なヒトトキ、あっという間でした。
超大満足☆
この会議の存在にもっと早くから気づくべきだったなぁ・・・!
そして、普段出会えないような方にお会いできたのも
とても貴重な経験になりました。
いやぁ~、やっぱ「食」ってすごいかも!
それがきっかけで、こんなふうに人と人を繋げちゃうんだもん。
食べることが好きで本当によかった。笑