あもる一人直木賞(第156回)選考会ースタートー | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

第156回「芥川賞・直木賞」候補10作決まる

 恩田陸氏・冲方丁氏ら直木賞ノミネート』(オリコン)

 

呼ばれてないけど、じゃじゃじゃじゃーん!!

あもるの、あもるによる、あもるのための、一人直木賞選考会の季節がやってきた!

 

師走感ほとばしるこのクッソ忙しい中、シレっと直木賞候補が発表されました。

それにしても以前は候補作の発表から直木賞受賞作品の発表まで

たったの1週間程度しかなかったのが、今回はなんと約1か月もあるのだ!

年末年始、「紅白」や「笑ってはいけない」もいいけど読書もしてね。

と文藝春秋の社員が思ったか思わなかったか知らんが、

あまり時間があると緊張感がなくなるよね〜。鼻くそホジホジ。

そもそも時間があろうがなかろうが、外すもんは外す。

 

なーんてな。

 

あもると言ったら三振王♪♪←マジカルバナナ風に。

 

という時代は終わったのだ。

なんだかんだでコンスタントに直木賞を当ててはいるのだ!!!←!の数が!

ここ最近の(第151回と第154回だけ)様子をご覧ください!

見事に当てているではあ〜りませんか。

 

今年2016年は私の愛する広島カープが25年ぶりにリーグ優勝を遂げた。

私もカープの優勝に追随し、度肝を抜く場外ホームランをかっとばして、

華やかに2017年をスタートさせたいと思う。

(意訳:黒ちゃんなき今、来年のカープはどうなるかわかんないし、

    サクサク直木賞を当てておかねば!カープと心中だなんてとんでもない!)


冒頭でも触れたがとにかく2016年は忙しくて、まさに光陰矢の如しであった。

あっという間に気づけばもう年末。明日は来年だ。←変な日本語。

そして先週のクリスマスを前にしてふと思った。

あれ?直木賞の候補作ってもう発表されたんじゃないかしら?

あわてて検索しますれば、

平成28年12月20日、第156回直木賞候補作品が発表されていたのであった。

Yahoo!のニュースサイトはわりとチェックしてたのに、

その網の目ならぬあもの目をかいくぐってヒッソリと発表されていた直木賞。

直木賞のビミョーな立ち位置にピッタリすぎる。


そんなわけで第156回直木賞候補作は以下のとおり(敬称略)。


▽冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)
▽恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)
▽垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
▽須賀しのぶ『また、桜の国で』(祥伝社)
▽森見登美彦『夜行』(小学館) 

 

 

蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷
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室町無頼室町無頼
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また、桜の国でまた、桜の国で
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夜行夜行
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今回初めまして、の作家さんは垣根涼介さんと須賀しのぶである。

そしてあもる的に毎回注目の「時代小説」ジャンルでのノミネートは

おそらくタイトルから判断するに、その初めましての垣根さんだけと思われる。

毎度直木賞選考会で時代小説を読むようになってから、

以前ほど時代小説が苦手ではなくなったので、むしろ楽しみである。

(時代劇は死ぬほど好きなのに、なぜか時代小説は読んでこなかったんだよね〜。)

 

さらにさらに初めましての須賀さんは、おそらく帯から判断するに、音楽!

もしくは音楽が絡んでるっぽい。

うーん、これは楽しみ!!

初めましてさんの作品に触れるドキドキは、初恋の心に打ち上がる花火のようだ。

 

しかし恩田陸といいモリミン(森見登美彦)といい、

なんだかベテラン勢は個性的な面々が揃ったな、という印象。

ん〜、クセが強い!!←岡山の星?千鳥ノブ風に。

 

今年最後の散髪をしに出かけたついでに、早速選考会を始めた私。

そして髪の毛はさらに短くなりやんした。す・・涼しい・・。

 

 

受賞作を決める選考会は平成29年1月19日、東京・築地の「新喜楽」で行われる。 

あもる選手の場外ホームランをとくとご覧あれ。