マンガ嫌韓流3 (晋遊舎ムック) | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

マンガ嫌韓流3 (晋遊舎ムック)/山野 車輪

山野氏のエライところは,韓国ってイヤだよねー,という嫌韓流ではないところである。

日本人は,面倒くさいものやイヤな事に対して,

「放置」

をしがちである。


しかし,山野氏は,韓国という国とどうつきあうべきなのか,を真剣に考えているのだ。

どうしたら,真の日韓関係を築くことが出来るのか,を考えているのだ。

最初からムリ,と諦めていない。


そういう態度ってなかなか出来るものではない。

ただ批判したり,ただ持ち上げたり,というのは誰にでもできることだが,

じゃあ,どうするの?

と言ったとき,ナニも考えていなかったりするものだ。


シリーズ第1弾の松本くんは,最終章に来て,紳士な大人になりました。

こういうカタチで,日韓関係もうまくいくといいですね・・・(遠い目)