サントリー響50.5 17年 50,5% | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

昨日は、仕事は休み。
どか団と、エンプティのコースは、土曜であれば家族で一緒のコースなのですが、昨日は珍しく1人呑みの許可?を得て呑みに行ってきました。
ま、エンプティには先週、息子のジャケットを忘れてたので、それを取りも行ったんですけどね。(エンプティに息子の物を忘れること、前科3犯!)
ちなみに行動開始が、23時半過ぎと遅く、どか団は既に閉まってました・・・。



気を取り直して、エンプティへ出陣。
そこには、常連のY氏がどんよりとした面持ちで、呑んどりました。
しばらく呑んでると、男女のペアが二組入ってきて、満席に。
となりに座っているペアと話をしていたのですが、仕事の話などで意気投合し、な、なんと一杯奢ってもらうことに!
もう、ほんとに、何でも呑みなさい的に薦めてもらいました。
ペアの綺麗な年上の女性に。(ちょっと、お世辞。。いやいや、見たら、首絞められます・・・内緒で)
そして、ペアの男性が呑んでいたのと同じものを頂きました。

それが、


サントリー響50.5 17年 50,5%



久しぶりに、ブレンデットのウィスキーで、しかもジャパニーズを呑みました。
シングルモルトのような強烈な個性はないけれど、穏やか一本芯の通った個性を感じます。
甘く華やかな香りは、17年の熟成を感じさせるすばらしい香りです。
口当たりはあくまでもまろやか。
舌を包み込むように優しい味わいが、口全体に広がります。
しかし、優しいだけではなく、しっかりとした力強さ感じさせてくれる複雑で奥行きのある味わいは、水割りでも呑んでみたいと思いました。
度数は銘どおり、50.5度。
しかし、その度数を感じさせない完成度に、やはり、いい酒は度数を感じさせないという名言は本当だと思います。



【ここから薀蓄】
30数種類の17年以上モルト原酒をブレンデッド
モルト原酒とグレーン原酒。
ブレンデッドウィスキーの原酒は、2つに大別されます。
モルトは風味豊か、それに対し穏やかで風味の軽いグレーン。
「響」はそれぞれ性格の異なる原酒のブレンドから生まれます。
通常ブレンデッドに使われるモルトは10数種類。
しかし「響」は少ないときで33-34種、多いときで
38-39種程度のモルトを選んで仕上げられます。
若いもので17年、平均酒齢19年という吟味した長期熟成モルト。
実は、酒齢12年を迎えたときに見込まれたものだけが、「響」の原酒候補となることを許され、17年を越える長期熟成へ向かいます。
選ばれた中でも、個性を輝かせるのはわずかな樽のみで、「響」にふさわしい酒齢17年以上のモルト原酒は、わずかしかない貴重なものなのです。


そして、こいつはブレンドした後に、冷却濾過をせず加水もせず、原酒そのままを瓶詰めした特別プレミアムバージョンだそうです。
また、世界唯一のウイスキー専門誌ウィスキーマガジンが主催する、「ウイスキー ベスト オブ ザ ベスト」大会の「ジャパニーズウイスキー部門2005」で、見事金賞に輝きました。