獺祭磨き二割三分 純米大吟醸 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

いつもなら、馴染みの焼き鳥屋(駒沢にある博多どかどか団 )が出してきたお勧め酒が、私の日本酒見聞を広めるきっかけなのですが、この酒はちょっとルートが違いました。
実は、日本酒に凝り始めた頃、インターネットを使っていろんな日本酒を調べた際に、呑みたい! と思った酒です。
造り手がホームページにて、造り方や想いを公開しています。
旭酒造 という酒蔵なのですが、酒造りになみなみならぬ情熱をもっています。ちなみに純米酒しか造っていません。


そして、ここでは日本一の日本酒を造っています。
なにが日本一か? それは・・・精米歩合。
日本酒を造るさいに、米の心白(米の中心部にあるデンプンの集合体)を残し、周囲の雑味になる部分を削る行為。
その精米歩合が23%を誇る酒なんです。そう、77%は磨いてしまうんですね。
そして、その大吟醸酒はその名も!


獺祭 磨き二割三分 純米大吟醸

最高の磨きの山田錦で、最高の酒に挑戦した酒との紹介でした。
呑んでみたい。
で、手に入れる方法を調べていくと、蔵から直接購入する方法もあるみたいですが、家の近くの酒屋さんで取り扱っているみたいです。
(この酒屋さん、かなりのこだわり酒屋です。また日を改めてエピソード書きます)
そこに行ってみたところ、ありましたありました、獺祭が。
しかし、二割三分はあるものの、既に火入れがしてあるものでした。
生酒の二割三分はないのか?聞いてみたところ、来週に発注するので、一緒に頼んでくれるとの事。
そしてめでたく手に入れて、正月、実家に帰った際の宴で口きることにしました。


華やかな上立ち香。飲み口はまるで水のよう。ほんとに水のようにするりと口に入ります。
が、口のなかで転がしていると立ち上ってくる芳醇な味、濃密な含み香。
そして、全体を引き締める程よい酸、これらが渾然一体となりバランスの良さを見せながらのどにすべりおりていった後は、爽やかな後口の切れを見せ、そこから長く続く余韻を感じました。
日本人に生まれて良かったーと思った瞬間です。


ただ・・・その横で、オカンの再婚相手がこんな一言を鳥取弁でいいやがった!
「こりゃ~酒飲みの飲む酒じゃないなぁ。 わしゃぁ、二級酒のほうがえぇわあ」
・・・二級酒
何時の時代ですか? いやそれよりも、もう呑ましたらへん。
〇桜か菊〇宗でも飲んどけ!
我を忘れた瞬間でした。



獺祭にはいろんなバージョンがあるので、また続編アップします。
なんと、ビールまで造ってる酒蔵なんですよ~。乞うご期待!



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2006-05-06 14:30追記

獺祭で読者登録したら、こんなお返し記事 が作られてました。

獺祭への愛が感じられます。