タリスカー10年 45.8度 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

さてさて、結婚記念日に呑んだ酒第2弾。

馴染みのBARにて呑みました。

そのBARには、他にも常連さんがたくさんいて、その常連さんの1人がいつも呑んでいる酒です。

横目で見ながらも、いつでも呑めるからいいやぁ・・・と思い、一年以上が経っていました。

愛飲の理由を聞くと、シングルモルトの力強さと、コストパフォーマンスを総合した結果、こいつに落ち着いたとの事。

コストパフォーマンスもいいのですか? そうですか。

それでは、呑んで見ましょうと、今回やっと試してみました。


タリスカー10年 45.8度

色は明るい琥珀色。少し若いのか?と思いきや、その明るい色からは想像できない強烈さ!
その激しすぎる程の強烈な個性。強いヨード臭と胡椒を連想させるスパイシーな味わい。

麦芽の甘味が隠し味のように、全体の風味を引き立てています。

余韻は長く、とても力強く続きます。


あー、酔っ払いの酒ですね。

確かにコストパフォーマンスはいい! 大体3,000円前後です。

そのBARの常連は、一週間で一本空けますが、アル中は別格として、シングルモルト好きなら、おうちに一本おいておきたいですね。


薀蓄・・・1830年創業のタリスカーは、スカイ島にある唯一の蒸留所です。
蒸留所は、ごつごつした岩が多い島の西岸に位置しています。

水は蒸留所のそばのホークヒルから湧く14の地下水源を使用しており、これがタリスカーを、その独特の力強く、暖かい感じのピート香フレーバーに導いています。
この力強い金色の蒸留酒が製造されている辺境の地を訪れる人は少ないのですが、7月の後半、クラシックモルト・クルーズのヨットが到着するときに限っては、夜遅くまでたいへん賑わうそうです。