先日、今年お仕事をご一緒させて頂いた
ある医療系の会社のお偉いさん方と
お食事をご一緒させて頂きました
そのときに
「勉強するのに大切なものは何か?」
という話になり、
「単位って大事だよね~」
という結論でとっても盛り上がりました。
*ビジュアルディクショナリーの巻末より。
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私は普段から「単位」というものを
強く意識していて、
このことが翻訳にもとても役立っているなと
感じています。
特許翻訳は技術文書の翻訳ですから
数字の単位に気を配るのは当然です。
(たまに文章と図表の単位が合ってなかったり
どう考えてもその単位ではおかしいでしょ!
ということもあります。
これは翻訳メモで連絡します)
また、単に字面としての単位だけでなく
何の話をどの単位でしているのか?
ということについて考えながら訳すことで
内容への理解もずっと深まります。
なんだか分かりづらい・・・
という場合には
その原文の文章の単位が入り乱れている
場合もあります。
文章を書く上では
書いている内容の「単位/レベル」をそろえるということは
大切なポイントになります。
(この場合、単位とはその話の深さのようなものです)
文ごとの単位/レベルがそろっていると
文章が全体としてまとまり、
説得力のあるものになります。
逆に文章のレベルがごちゃごちゃだと
理解しづらく、訳しにくい文になってしまうのですね。
日常でも
「単位」に目を向けると
いろいろな発見がありますし
ものごとの理解もしやすくなります。
ぜひ普段から
「単位」に注目して
「単位で考えること」を習慣づけてみてください!