あもくのガンバラヤ ルイジアナだより

わんこ、地震、スポーツ、英語、旅行...なんでもありのブログです。

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長文ご注意。
 
 東京と毎日とアカハタは記事にしたけど、朝日も読売も報じなかったので、1月14, 15日に横浜で「脱原発世界会議」っていうのがあったことを知ってる人は少ないと思います。両日で10,000人を越える参加があったそうな。
 ツイッターでは、この会議を巡って「反原発派」内で賛否両論です。かいつまんで言うとこうなります。
 
賛成派:脱原発は当然。自然エネルギーに転換すべき。
反対派:この会議では原発->自然エネルギーという実現不可能なビジョンばかり語られており、原発停止後の代替エネルギーとなる火力、特に天然ガスについて何も語られていない。結果的には原発の再稼動を認める路線。
 
 同じような流れで、「反原発国民投票」にも賛否両論があります。こちらは、
賛成派:議会制民主主義が破綻している現在、国民の直接的な声を国政に届けるべき。
反対派:現地の人々が「うん」と言わないおかげで、今のままであれば、4月に日本の原発は全て停止する。現在候補に挙がっている選択肢には「即時廃止」がなく「段階的廃止」か「続行」だけ。投票をしてもa. 原発賛成派が勝つ、b. 投票数が極端に少ない、または、c. そもそもこの結果を国政に反映させるには法改正が必要で、現実味が全くない。
 
 難しいですね。僕は「国民投票」にははっきりと反対です。落とし穴が多すぎるし、例え投票に持ち込めても、今のままでは法的な拘束力がないので、絵に描いた餅ですから。どうも日本の産業界では、「脱原発」は規定路線のようで、50年後に日本に稼働している原発があるとは思えません。なので、ことさら「投票」をする理由が思いつかない。
 ただ「脱原発国際会議」に対する判断はまだできません。もし裏では電力会社から資金を提供されている代理店があやつっているにしても、ここでやっている99%の人は「脱原発」を信じてます。うまくやれば世論が動かせるので、これを「原発推進派の手のひらで踊らされている」とまでは言い切れません。
 
 僕にチョイスがあれば、とりあえず4月に原発を全て止めて(てか、再稼動がなければ全部止まります)、今ある発電能力でひと夏を過ごしてみます。冷房の温度が上がり、去年以上に「クールビズ」が必要になります。土日出勤の製造業従事者が増えます。日本に住んでいる人の半数以上が「それでも原発が必要」だと思えば、それはしょうがないこと。でも、去年、効果的に節電して電力不足を防いだ関東のように、全国規模でも電力不足にはならないと思いますけどね。電力会社にしても電力を売らないと会社がつぶれるので、必死で火力発電所の稼働率を上げてくるでしょうから。
 問題をさらに複雑していているのが、鳩山さんがぶち上げたCO2 25%削減目標。これは正直、原発を全部止めると無理です(てか、東電の事故がなくても、ほぼ無理でした)。ただ、こんな「公約」、日本以外ではほとんど取り上げられていないし、「それよりも今でも東電がまき散らしている放射能を何とかしてくれ」っていうのが海外の人たちのホンネだと思う。
 さらに言えば、「CO2による地球温暖化」そのものがガセだった可能性がだんだん大きくなってきていて、そうであれば、25%削減なんて全く意味がなくなる。この場合、原発の存在意義も極端に小さくなります。
 一つだけはっきり言えるのは「脱原発=クリーンエネルギー」って限定すると原発の再稼動を認めないとやっていけないということです。100年後の主力エネルギーは太陽光になるのはほぼ間違いない。それまでのつなぎを火力、特に最近技術開発の著しい天然ガス発電で補うというのが「脱原発」にとってはもっとも有効なやり方なんだと思います。
 この点で「脱原発」の最前線を行っているのが、意外や意外、自前の天然ガス発電所を建設予定の東京都(具体的には石原さんと猪瀬さん)というのが何ともおかしい。天然ガスの発電所は一緒に出てくる熱を有効利用する「コジェネレーション」という技術(車でエンジンの熱を暖房に利用するのと似てます)があるので、発電効率が通常の火力発電所よりはるかに高い。川崎にはすでに東電ではない天然ガス発電所があり、2008年から営業しています。
 もう一つ、「電気」を使わずにガスを使ってビルの冷房をするっていうのがこれから流行ると思います。これも立派な「脱原発」の一方策。
 去年の夏に関東地方の電力消費が原発の将来を占う(そして、電力が足りなくなることはない)と思ったのですが、今年はそのテストが日本全国にまたがるものになるかも知れません。これこそ、「国民投票」以上に国民全体が参加する「原発に関する意思決定」になると思うのですが、いかがでしょうか。
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 3日前にわがLSUが大学王座決定戦でこれ以上ないくらいに無様な負け方をしたので、アメフトはちょっと忘れたいのですが、記録という意味も兼ねて、書いておきます。半分は社会学かな。長いので、興味のない方は読み飛ばして下さい。
 今年の王座決定戦は僕が教えているルイジアナ州立(LSU)とアラバマ大の対戦でした。どちらもアメリカ南東部リーグ(SEC)に所属していますが、このリーグ、全米王座を何とここまで6年連続で取ってます(優勝チームはフロリダ、LSU、フロリダ、アラバマ、オーバン、アラバマ)。
 アメリカの主要なリーグには他にもPac12(西部)、Big10(中西部)、Big12(南西部)、Big East(北東部)、ACC(東部)があります。今の方式になった1998年から8年間はこの6大リーグのうち、SECとBig12のチームが二度ずつ優勝した他、他のリーグも一度ずつ優勝してバランスが取れていたのと対照的です。
 もっと遡れば、フットボールの名門というと思い浮かぶのがノートルダム大、ネブラスカ大、ミシガン大、オハイオ州立大(中西部)、南カリフォリニア大(西部)、オクラホマ大(南西部)、そしてアラバマ大(南東部)などです。1936年に始まったAP通信のランキングによる全米王者は初期の頃は中西部に集中し、初めて南部に来たのは1951年にテネシー大が受賞した時です。1997年までの63校(複数が1位を受賞した年が1回あり)の内訳は中西部25回、南東部17回、南西部10回、東部6回、西部5回です。
 つまり、大雑把に言うと、大学アメフトの強豪校がこれまでの中西部の大学から南東部の大学に移りつつあると言う訳で、今年のLSU対アラバマという同一リーグによる優勝決定戦はSECの強さを象徴する前代未聞の出来事です。
 では、なぜこんなことが起きたのか。僕の答えはずばり、「人種」です。試合をちょっと見ればわかりますが、ボールを持って走るRBやパスを取るWR、それを阻止するDBはほとんど黒人です。白人が多いのは速さよりも強さが必要とされるOLと司令塔であるQBです。
 初期の頃のフットボールは、白人のスポーツ、それも主にエリート大学で行われていました。ラグビーやサッカーから完全に分化していない19世紀後半には主に東海岸のアイビーリーグ大学のものでした。20世紀の前半を通してアメリカ中に広がり、各地に「強豪」が生まれましたが、中西部の強豪のうち、ノートルダム大、ミシガン大、オハイオ州立大は主にエリートの白人が通う大学です。
 1960年代に盛んになった公民権運動と前後して、黒人が大学フットボールに参加するケースが増えて来ました。フットボールで一番重要なポジションはQB(クォーターバック)です。パスを投げる人ですね。このポジションは「司令塔」であり、頭を使うと言われています。なので、黒人差別が残っていた時代に黒人がこのポジションにつくのは非常に稀でした。プロリーグのNFLで最初に黒人がQBとして出場したのは1968年のこと。アラバマ大やオクラホマ大など、南部の大学が全米王者につくようになったのも同じくこの頃です。
 つまり、南部の大学が強くなったのは黒人が大学フットボールをプレーするようになったのと軌を一にしています。黒人の多くは南部に住んでいます。瞬発力において黒人スポーツ選手は白人のスポーツ選手に勝るものが多い。プロリーグのNFLにおいて、州の人口と比べて一番出身選手の数が多いのはルイジアナ州ですが、この州の人口のうち、黒人の比率は32%、隣のミシシッピ州の36%に次いで全米で2位です。
 スポーツの黒人化は、すでにバスケットボールで観察されています。いまや大学レベル、あるいはNBA(プロ)のスターはそのほとんどが黒人です。
 黒人の割合の多い南部の大学が強くなったというのは、具体的に言えば、以前はエリートのスポーツだった大学フットボールがより多くの若者に開放されたということの表れです。現在アメリカの黒人が高校を卒業する割合は91%、白人の95%と比べても遜色ありません。ヒスパニック系は82%です。30年前には黒人の割合は81%でした。
 アメリカの大学でスポーツをする場合、お金はほとんどかかりません。フットボール選手は100%と言っていいほど、奨学金をもらっています。それよりも必要なのは、「成績」です。高校での成績と大学入学統一試験の点数がある程度ないと、大学には入れません。僕の身近にも、統一試験の成績が足りないので、奨学金つきのオファーが来ていたLSUに入れなかったフットボール選手がいます。大学に入ってからも、成績が悪いとプログラムから脱落します。これを防ぐために、大学もお金をかけて、チューター(家庭教師のようなもの)を雇ったり、授業への出席をチェックしたりして、選手の成績を維持しようとします。
 つまり、黒人の高校卒業率が上がり、白人との差が小さくなるにつれて、大学でフットボールを「やれる」選手の割合が増えた訳です。さらに、大学フットボールが「一大産業」になった近年は、大学でのサポートも手厚くなった。大学フットボールの王座が南部の大学に集中し出したのは偶然ではありません。今後もこの傾向は続くと思います。
 たかがフットボールと言うなかれ。アメリカ、特に南部では、「フットボール命」を自認するファンがたくさんいます。3日前の敗戦で、ルイジアナとその周辺で「鬱」になった人が数多くいるくらいです。こんなことで一喜一憂しているアメリカ、実際のところはともかく、良くも悪くも「平和」な国です。
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 子どもは二人ともiPhoneのオーナーです。で、Siriっていうintelligent assistant(電子秘書???)がすごいって見せてくれます。「日本レストランに行きたい」って話しかけると(もちろん英語ですw)、「近くにある日本レストランを見つけました」って言って、列挙してくれます。便利っちゃ便利なんですが、基本的に大学か自宅にいる僕は持ってません。東京だと必要だけど。
 ところがこのSiri、時々おかしな間違いをする。最近読んだのが、"Call me an ambulance(救急車を呼んで)"って言ったら、救急車を呼ばずに、のんびりと"Yes, Sir. I will call you an ambulance from now own(了解しました。これからあなたを救急車さんとお呼びします)"と言ったっていう奴。これは、"call"を救急車「を」呼ぶのと救急車「と」呼ぶのと混同した例。ただ、元をたどれば、callという動詞が「呼んでくる」と「名前を呼ぶ」という二つの全く違った意味を持っているのが原因。
 少し前、僕の授業を取っている学生が言ってたのが、「英語には同じ言葉なのに違う意味を持つ単語が多すぎる。スペイン語にはこれがないので、英語はわかりにくい。」これがホントかどうかは知りませんが、確かに英語で一つの言葉を他の意味に「盗用」することは多いです。
 例えば...。良く、プールサイドの看板に"No Diving!"と書いてありますが、アメリカに来たばかりの時、「どうしてプールで潜水しちゃいけないんだろ」って思ってました。スキューバダイビングの方だと思ったんですが、これ、完璧な間違い。この場合のダイビングは「飛び込み。」飛行機の上から、"You dive next."って言えばスカイダイビングのこと。ゼロ戦の特攻も株が急落するのもdiveですが、これは「急降下」。どちらも飛び込みに似てるっちゃ似てますが、微妙に違う。潜水とは似ても似つかない。
 日本語のガラスはglass、水を飲むコップもglass、メガネはglasses。辞書によれば、顕微鏡も単眼鏡も顕微鏡も酒も晴雨計も温度計も砂時計もコカインの塊もメセドリンのカプセル錠剤も全部glass(だそうな)。
 また、Cupって言えば取っ手のついている「コップ」を指すことが多いですが、フットボールや野球の選手がこれをつけ忘れるとボールが「急所」に当たった時に呻吟する「プロテクター」でもあります。これをちゃんとつけて優勝するともらえるのもcupだし、これから派生して「対抗試合」になることもある。花の「がく」もcupだし、ブラジャーでCだDだ、はたまたHだ(笑)って騒ぐのもcup。ゴルフでパットを入れるのもcupだし、集合論で使うUみたいな記号もcup。辞書によれば、聖杯、運命、経験、中毒、飲酒の意味にもなるそうです(知らなかったけど)。
 つまり何が言いたいかと言うと、英語はどうも名詞と動詞のボキャブラリーが少ないらしく、言葉の意味が文脈によって全く違う、っていうこと。つまり多義語ですね。でもこれはアルファベットが26文字しかないのとは無関係だ(と思う)。だって、聞いた話では形容詞は日本語より豊かだそうだから。
 ところで、見る度に笑うのが、近くのスーパーの入り口の店の中側に張ってある張り紙。あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
 これ、訳わからないんですが、これは下の大きいEnterが本来はEntrance(入り口)でなければならないんです。日本語なら「入り口につき、侵入禁止」なのに"Don't Enter. Enter."なんです。これはまあ、英語の間違いの部類かも...。
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 ってもう全然遅いですよね。これは、ご挨拶ではなくて、「きょうのえいご」のテーマです。
 あなたが英語から日本語に小説を翻訳してるとします。その中で"A Happy New Year!"って出てきたら、どうやって訳しますか?「(新年あけまして)おめでとう」ですかね。それだと点数は半分かな。正解は、「おめでとう」「良いお年を」または「今年もよろしく」です。
 どういうことかって?
 英語で"A Happy New Year (to You)!"を使うのは、年が明けてからとは限らないんです。例えば大晦日の昼間にどっかで会った相手に良く使います。この場合は「良いお年を」ですよね。年が明けてから会った人にいきなり"A Happy New Year"っていう場合もありますが、これは「おめでとう」。さらに、年が明けてから会った人と別れ際に"A Happy New Year"っていう場合もあります。これは「今年もよろしく」って訳すしかないと思うんですね。
 大体が、"(I Wish You) A Happy New Year"って、字面通りならば、「幸せな年になるように祈っています」だから、「良いお年を」に一番近いんだわ。実際、アメリカで"A Happy New Year"っていうのはこの状況が一番多い気がします。
 もともとアメリカには「年が明けたから『めでたい』」という意識はない訳で、そう考えると「あめましておめでとう」ってのはそれ自体、成立しません。
 翻訳ってこういうところが難しいですね。
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 って、僕じゃありません。
 次男の健太、2年半住んだアパートから今日、引っ越しました。
 明日から12日間、コロラドのスチームボートとウインターパークでスキー。8日にニューオーリンズまで飛行機で戻り、そのままホテルに泊まってLSU対アラバマ大のアメフト・全米王座決定戦を見てからバトンルージュに戻り、3泊してから日本に出発です。3月末までは長野の栂池高原でホテルに居候し、スキー学校の先生とホテルの手伝いをします。4月から8月までは大分の別府にある立命館アジア太平洋大学に留学。
 という訳で、今日アパートを出て、8月までの間ストレージ(荷物置き場)を借りました。やはり1月末に日本に行く長男と、家具付きアパートに移るので家具の置き場がないそのGFと3人で共同です。夏までに別れなければいいけど(爆)。
 男3人のアパートは想像を絶する汚さで、健太の部屋も相当な荒れようでした。でも、僕が大学の時に住んでた寮よりましかも。当時のGF(今の奥さん)、寮の部屋に遊びに来たのに、帰った後もそこにベッドがあったって気がつかなかったらしい。ゴミが一杯で、ベッドが見えなかったんだわw。
 健太がいない間、愛犬エッコはわが家で預かります。なので、エッコのベッドやらおもちゃやらを全部家に運びました。エッコ、気のせいかちょっとびっくりしてるみたい。かたや、「君のものは僕のもの」のマルクスは、早速エッコのベッドに寝てましたw。
 という訳で、今日からわが家は犬が2匹になります。散歩に連れて行くと2匹でがんがん引っ張るので、結構つらい。雪が降ってれば「そり」になるのに、って真面目に思うのでした。
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 クリスチャンでもないのに、なんでクリスマスを祝わにゃならんの、って思いますよねえ。自分でも思う(笑)。
 でも、習慣と同調欲求というのは恐ろしいもので、「これまでやってきたし、周りもやってるから」、アメリカではやはりクリスマス、やっちゃうんですねえ。
 子どもが小さい頃は、毎年生木を買ってツリーをデコレーションしてました。Noble Firという種類が一番「クリスマスツリー」らしくて格好いいので、できるだけそれを探してきて。生のツリーって実は匂いがいいんです。僕の場合、どうせ飾るのなら生がいい、という理由の半分以上が匂いです。
 子どもが大きくなってからはさすがにツリーは飾りませんが、プレゼントの交換とディナーはやります。今年は2匹の犬の分もあったので、プレゼントの数が結構多いです。僕がもらったのはモコモコスリッパとLSUのポロシャツとトレーナー。「事後申告」で新しいカーナビもつけましたw。
 うちの奥さんは僕と健太が共同でアマゾンのキンドル。90%以上は読書用ですが、3Gがついてるので世界中でブラウザが使えます。将大からはイヤリングとパーティで使うガラスのジュースディスペンサー。下に蛇口がついてる奴で、その日のディナーで早速活躍しました。将大はプレゼント買うのが好きです。

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 感謝祭同様、クリスマスもいつもお客さんを招待します。今回は少なくて、全部で11人。1人の人を中心に、大人だけだったので、落ち着いたディナー。知り合いの1人がうちの奥さんの「助手」になって料理を手伝ってくれたので、僕は今回は完全に裏方。家の掃除とテーブルセットくらいで、らくちんでした。
 メインはハムです。約5kgの中型。甘いソースがついてて、これがなかなかうまいんだわ。サラダはアンチョビたっぷりの自家製ドレッシングを使ったシーザーとにんじんサラダ。付け合わせはワイルドライス、カリフラワーのインド風、ニューポテトの焼き物、グリーンビーンズのキャセロール、アーティチョーク(サボテンの一種)とほうれん草のディップ。
 
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 ギリシャ人のご主人と結婚している友人がアペタイザーのディップ4種類(たらこ、なす、アーティチョーク、トマト)と、チーズ3種類を持ってきてくれて、今回はこちらが充実してました。じゅりさん、ありがとね。

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 デザートはレッドベルベットチーズケーキとやはりいただきもののフルーツタルト、ホームメードのバナナパウンドケーキ。
 まずはシャンパンで乾杯して、あとは各々好きな物をお皿によそります。次の日に仕事のある人は先に帰りましたが、最後まで残ったゲストとはずいぶんゆっくりと話ができました。「おみや」は自家製のマイヤーレモンのマーマレード。材料はやはりいただきものです。溶かしたバターと混ぜてまた固めると相当うまいです。
 クリスマスが終わると今度はNew Year Partyです。昔は家で新年会もやってたことがありましたが、さすがにきついので、ここ何年かは持ち寄りで、場所も他のところを借りてやります。
 アメリカ人、このあたりの季節は誰も働いてない感じですw。
 という訳で、遅ればせながらのメリークリスマス。
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わが家の愛犬マルクスは毎日2回、僕に熱烈な「挨拶」をしてくれる。
 1回目は朝。奥さんが僕より先に起きて、マルクスに外でおしっこをさせてからキッチンのゲートを開けるとそこから一息に階段を駆け上がり、寝室のドアを突進した勢いそのままに、一気にベッドにジャンプする。こちらもシーツや枕を汚されてはたまらないので、気配を感じたらすぐに掛け布団を首のところまで上げて「待機」する。
 ジャンプしてきたマルクスは、尻尾を振りながら顔をなめようとするけれど、こっちとしても朝一番のキスの相手が犬、それもオスとあってはたまらないw。顔を防御しながら「おはよマルクス」って挨拶して、お腹をなでてやると2~3分間気持ち良さそうにした後で、何もなかったようにベッドを降りて階下に戻る。
 もう一回はオフィスから夕方家に戻る時。家の横のドライブウェイを車で通る時にはもうわかるらしく、リビングルームの窓のところに座って待っている。家に入るのはいつもキッチンからなのに、車庫がよく見えるリビングルームで待ってるのが可愛い。キッチンのドアを一歩入るともう大変で、尻尾ふりふりでジャンプしながら喜ぶ。この時の挨拶は「ただいマルクス」w。抱き上げようものなら、もう必死になって顔をなめに来る。
 マルクスを飼うようになってわかったのは、相手が人でも犬でも、朝起きた時でも家に帰る時でも、「歓迎してもらう」っていうのはうれしいものだよね、ということ。うちの奥さんにしても、家にいた頃の子どもにしても、僕が帰ったら、「あ、いたんだ?気がつかなかった」くらいのものだものw。マルクスみたいに喜んではくれないし、それが当たり前。

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 それで思い出したのが、僕が小さい時のこと。今でもある実家は駅から歩いて3分。僕が小さい時に母親はよく僕を(たぶん弟も)連れて、父親を駅に迎えに行った。父親が前もって「この電車だよ」って電話をしていたかどうかはわからない。「次ので来るかなあ」って話したり、電車を2本も3本も待ったのを覚えているので、母親はたぶんどの電車で来るかわかっていなかったと思う。それでもいつもは7時半くらいに帰って来る父親がその頃に帰って来ないと、「迎えにいこうか」ってなって8時くらいの駅で待ってたことが何度もあった気がする。
 たぶん2週間に1回とか月に1回とかだったんだろうけど、今思うと、親父さんってあれうれしかったんだろうなと思う。てか、間違いなく嬉しかったはずだ。マルクスと違って僕は尻尾振らないし、キスもしなかったけど、「誰かが待ってくれている」っていうのはそれだけでうれしい。
 でも、マルクスもそのうちに飽きて、朝にベッドに突進してくることもリビングルームでちょこんと座って待ってることもなくなっちゃうんだろうなあ。今のうちにたくさん言っておこう。「おはよマルクス」「ただいマルクス」。

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 当たり前の話ですが、犬にも感情があります。ただ、人間のはちょっと違う気がします。それも、いい方向に。
 よく、喜怒哀楽って言いますが、マルクスもエッコも、見てると「喜」と「楽」が多い。「お散歩行くよー」って言えばエッコは「歓喜の踊り」を踊り出すし、マルクスは必死でジャンプして「早くリードつけてよお、嬉しいよ~」って全身で喜びを発散します。
 ドッグパークに連れて行けば2匹で楽しそうに遊んでるし、家に帰って来るとマルクスはヒマさえあれば僕に縫いぐるみの取り合いを挑んで来て、取ろうとすると「ウー」って言いながらわざと隙を見せて僕に取らせたり、実は楽しそうに遊んでます。
 エッコもマルクスも「東電のバカヤロー」とか怒らないし、気に入らない上司や「世の中の不条理」に腹を立てたりも(たぶん)しない。2匹でお互いに「こいつあったま来るなー」って怒ることもあるけど、ホントにたまにしかない。
 最初の頃は僕や奥さんが家を出る時に哀しそうにしてたマルクスも、最近はもう全然平気で、哀しそうな顔を見た記憶がほとんどない。
 つまり、喜怒哀楽のうち、犬が見せるのは「喜」と「楽」ばっかり。特にマルクスなんて、「何でも真面目に一生懸命やってるからよけいに可笑しい」っていうナイナイの岡村かテニスの松岡修造みたいなポジションで、どうも顔を見るだけで笑ってしまう。
 世の中には「くらーい」性格の犬もいたり、犬を虐待して怒らせたり哀しませる飼い主もいるのはわかってますが、ドッグパークで見てる限り、飼い主はだいたいみんな笑ってます。という訳で、ペットを飼うっていうのはこういうプラスがあったんですね、という発見でした。


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 フットボールの話題です。興味のない方、申し訳ない。
 僕の勤務先であり、長男将大の母校、次男健太が今通っているルイジアナ州立大学(LSU)が昨日の大一番に勝ち、ここまで12勝0敗で1月9日の全米王者決定戦出場を99%決めました。所属するリーグであるSEC(Southeastern Conference)の優勝決定戦が来週ありますが、万が一これに負けても出られるという下馬評です。
 子どもが二人とも高校までやっていたのでわかるのですが、フットボールというスポーツ、身体のダメージから回復するために、最低でも4~5日は置かないと次の試合ができません。なので、シーズンの最後に野球やバスケのようにトーナメントでチャンピオンを決めることは無理。8校でやっても3週間と時間がかかりすぎるし、期末試験にかかるので学業に影響が出ます。
 なので、ここ15年ほどは、前もって1位と2位を決め、その2校で決定戦を戦います。順位を決めるのは、2/3が識者やコーチによる投票、残りの1/3がコンピュータによるランク付け。この両方でLSUはダントツなので、来週負けても2位にはなれるという見通しです。というのは開幕戦に3位(対戦時、以下同じ)のオレゴン大に完勝、2週間前には天王山と言われた2位のアラバマ大に延長戦で勝利、昨日は3位のアーカンソー大に大勝したくらいで、長年フットボールを見てますが、ここまで強い相手を撃破したチームは見たことない。なんてったって1部で120校以上あるんでるから、普通ならシーズン全体で1桁順位の相手と1度あたるかどうかというくらいです。
 で、優勝決定戦の相手はこれも90%の確率でアラバマ大。つまり、2週間前の再戦です。というのも他の有力校がばたばたと負け、LSUに延長戦で負けたアラバマ大が再挑戦の権利を得るようです。
 ESPNというスポーツ専門局があり、ケーブルではそのチャンネルが3つもあるくらいアメリカ人はスポーツ好きですが、田舎町では他に娯楽がないこともあって、大学フットボールの人気というのはすごいものがあります。LSUのあるここバトンルージュでは、もう一つある大学、サザン大学のファンでもない限り、LSUのファンでないというのは、それ自体がもう「裏切り行為」w。93,000人収容のスタジアムは毎試合超満員になり、試合前のテイルゲートと呼ばれる野外パーティにはそれに加えて試合によっては5万人も集まると言われます。その規模と熱狂の具合は、申し訳ないですが日本の阪神ファンの比じゃないです。で、フットボールの強い大学はみんなこういった熱狂的なファンがついてます。
 僕は試合にはあまり行きませんが、二人の子ども、特に健太は熱狂的なファンです。地元の試合はほぼ全試合行き、今年は開幕戦をダラスまで、またアラバマ戦も見に行きました。どっちも車で7時間とかかかります。
 で、たまたま今年の優勝決定戦は隣のニューオーリンズでやるので、当然のことながら、見に行きます。大学のスキーツアー、ホントはコロラドから1月12日に帰って来るのを早く切り上げて、今日8日発の飛行機のチケットを買ってました。試合のチケットはどうするかって?今6枚持ってます。で、多分自分の分は別に買えます。
 この6枚のチケットはもともと転売用に買ったもの。うち2枚は9月に転売サイトから3200ドルで買いました。はい、桁間違ってません。さんぜんにひゃくドルです。日本円だと25万円くらい。これを転売して儲けます。今すでにこれくらいが最低線で売りに出てます。いい場所みたいなので2枚で4000ドルは取れるんじゃないでしょうか。
 あとの4枚は1枚535ドルで買ってます。こっちも最低1500ドルでは売れるので、全部売れば4000ドル以上の儲けになります。このチケット、額面は350ドルですが、それを買う「権利」を転売サイトで一枚185ドルで買いました。LSUが出られたら買えますが、そうじゃないと全部パー。つまりギャンブルです。今のところ、ギャンブルに勝ってるということですね。同じ席を他の大学のファンも買っているので、全体としては儲かる訳です。
 それにしても将大と健太はいい時期にLSUに通ったと思います。僕がここに来た当初、LSUは1950~60年代の過去の栄光にすがってる感じがしましたから。また強くなったは2000年代の前半からです。将大がLSUに入った2006年にはもうパワーハウスでした。
 ところで、昨日まで全米ランクの1、2、3位をすべて上述のSECのチームが占めました。こんなの前代未聞です。さらには、去年まで全米チャンピオンは5年連続でSECのチームです。今年、LSUとアラバマが戦えばどっちが勝っても6連覇。こんなのも前代未聞です。決定戦に出る資格を持っているのは120チームほどあり、SECは12チームしかないので、確率から言っても非常に小さい訳です。
 どうしてここ何年ほどSECという南部の大学が強くなったかについては、ちょっとした考えがあります。アメリカにおける人種問題や大学教育の変遷など、僕にとっては興味深いことなので、別に場所を改めて書くことにします。
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 今日は感謝祭です。日本ではピンと来ないかも知れませんが、やることは正月と似てます。
 どこの家も大概は拡大家族(じじばば、いとことか)が集まります。日本ではおせち料理ですが、こちらでは感謝祭にしか食べない料理を作って食べます。日本の餅や黒豆にあたるのが、ターキー(七面鳥)とマッシュポテト。これを死ぬほど食べて、次の日からダイエットに励みます。で、大多数は3日でやめますw。テレビでは駅伝の代わりにアメフトが流れます。で、お店はほとんどが休みです。
 うちは二人の子ども以外家族がいないので、友人を呼びます。それもこちらに拡大家族がいない人が主なので、ほぼ自動的に全員日本人ということになります。今年は全部で21人ですが、これは過去最高でした(これ以上はテーブルがないです)。
 アメリカでは一般的にローストターキーが主流ですが、正直、あんまりおいしくないです。というか、うまく作るのがとても難しい。ターキーはチキンよりも乾いていて、ちょっと匂いもあるので。
 というわけで、ルイジアナの人はおいしいものに目がないので、ローストターキーに代わる料理を発明しました。deep fried turkey。ターキーの丸揚げです。うちはこのために電気のフライヤーを買いました。1年に1回(もしくはクリスマスと2回)しか使いませんw。油を2.5ガロン(約10リットル)使うので、せっかく揚げるのに1羽ではもったいない。お客さんにもターキーを持ってきてもらいます。今年は4羽揚げる予定だったのですが、そのうちの1羽はローストになったので3羽。この丸揚げターキー、最近ではルイジアナ以外にも広まってるようです。
 リクエストがあったので、写真を撮ってみました。下にあります。
 まず、ローストして持って来てもらったのは照り焼き味。なかなかのものでした。あとは揚げるターキーに昨日の夜に注射器で注入したソースがレギュラー味と、ガーリック味。付け合わせにはマッシュポテト(写真に入ってません)、インゲンのキャセロール、ライスのスタッフィング(元々はターキーのお腹の中に詰めて焼いたもの)、スイートポテトとペカンの焼いたもの、自家製パン。ソースはグレイビー(元々は焼いた時に出る肉汁を煮詰めて作る)、クランベリーソース(甘いのですが、ターキーには良く合います)、シーザーサラダ、アーティチョーク(サボテンの一種)、ブロッコリー、トマトのサラダ。
 アペタイザーは、ミックスナッツ、コーンディップ、グァカモレ(アボカドディップ)、チーズディップ(セロリスティック添え)、野菜チップス、コーンチップス。ふうー。
 飲み物はライム入りパイナップルパンチ、コーラ、ビール、赤白ワイン、シャンパン、麦茶、コーヒー、紅茶。デザートはチーズケーキ、アップルパイ、パンプキンパイ、生クリーム、アイスクリーム(バニラとピスタチオ・アーモンド)。
 書くだけでも疲れます。料理はほとんどが奥さん担当ですが、僕も庭掃除、家の掃除、テーブルセット、ターキーの担当とかで結構有能な「アシスタント」です(たぶん)。お客さんにもサラダ、飲み物、デザートを持ち寄ってもらいます。
 で、これを全部食べるんだから太らないはずがないです。おせちと同様、残り物が大量に出るのですが、お客さんに「おみや」であげたり、ターキーサンドイッチで食べたり。一番のお楽しみはこのターキーの骨を煮込んで作る「ターキーガンボ」(ルイジアナのスープです)。この味は揚げた奴じゃないと出ないんです。これが食べたいから油で揚げてるというところもあったりします。今すでにターキーの骨が何と大きな鍋3つに分かれて煮込まれて、いい匂いがしてます。明日は出来たのを何人かにあげるみたい。
 
 今年はお客さんが来てドアを開ける度にエッコが逃げ出したり(3回も追いかけた)、マルクスも一緒になって逃げ出したり、マルクスがお客さんの子どもにやたらと吠えたり、僕にはちょっと落ちつかない雰囲気でした。
 アメリカは感謝祭の翌日、つまり金曜日は1年で最大の買い物デー(最近はBlack Fridayって呼びます)。クリスマスプレゼントを買うのが一大イベント(わが家はこれには参加しません)。クリスマスツリーも昨日あたりから売り出し始め、一気にクリスマスシーズンに突入です。まだ1ヶ月もあるのにw。
 大学は4.5連休だし、高校以下は今週はずっと休み。明日は15年前にここにいた日本人の学生がインディアナから遊びに来てるので、昔話でもしながら大学アメフトの大一番、全米1位のわがLSU対3位のアーカンソー大をのんびり見ることにします。と思ったら、スープを煮出したターキーの骨から肉をむしる仕事があった。これ、時間かかるんだわw。


あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
注射器つきのソース。グレイビーソース、オリーブオイル、アーティチョーク、スタッフィング。

あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
ご愁傷様です。アーメン。
 
あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
ソースを注射されたところ。
 
あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
火事になるので、外でやります。奥は裏庭。
 
あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
約40分で温度を計ります。華氏165度じゃないと生焼け(揚げ)なので注意が必要。

あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
完成品。全然脂っこくないのが不思議です。

あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
大人用テーブルの一部。フォーマルダイニングがないので、居間。イスも足りないw。愛犬マルクスもちゃっかり隅っこにいます。

あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
アペタイザー。ピンボケご免。

あもくのガンバラヤ ルイジアナだより
ターキー3種、サラダ2種、キャセロール、スタッフィング、スイートポテト、ソース2種。他にドリンクテーブルとデザートもあります。 

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