なんかだいぶ空いてしまって何を書こうと思ったか忘れました・・・なので思い出しながら書きます。

まず、ドイツで一番人気のあるスポーツは、もちろんサッカーです。

一番とか順位付けられないほど圧倒的人気です。

あえて二番目をあげるならテニスですね。

土日の夜に家族でテニスをする習慣が周りにはありました。

なので実はわたくしテニスも出来るんです♪ デュッセルドルフというドイツで日本人が一番多い都市に住んでいたんですが、そこの子供大会で2位になったことがあります♪小学生と中学生混合の大会で、小学5年生の時でした☆決勝の相手は中学2年生・・・ちょっと無理だったみたいです・・・当時の3個上とか圧倒的体格差がありますからねえ・・・しかも毎週コーチ付けて習ってる中学生・・・無理・・・そのへんの大人には負けませんでしたけどね♪

次に人気なのが卓球ですかね。ドイツの公園には必ずと言っていいほど卓球台が設置されてます。しかも石で出来た。ネットは鉄です。なので雨でも風でもへっちゃらというわけです。学校にももちろん卓球台があり、休み時間は卓球する事も多かったです。さらに、我が家は地下室に卓球台を完備してました☆いつかの誕生日プレゼントで買ってもらいました。小学高学年になったら卓球台はミニ四駆のサーキットシステムの置き台になってしまいましたが・・・


話がそれましたが、なんにせよサッカー人気は圧倒的!!日本の野球人気なんぞ比べ物にならないくらいの人気です。余談ですが、ドイツのスポーツ用品店には野球用品を置いてないのが当たり前で、野球なんぞやったこと無い、むしろやりようが無いのが実情です。なので私は野球だけはやったことがありません。



地元には必ずプロサッカーのクラブチームがあり、トッププロからピラミッドが形成されています。

プロ、A、B、C、D、E、F、までクラスが別れていて、さらにその中で3つクラスがあります。

F1、F2、F3といった具合です。1軍、2軍、3軍なのですが、各軍ごとにリーグ戦が行われます。

月曜日から金曜日まで大体週2回練習があり、土曜日にリーグ戦が行われます。各リーグに10から20チームが所属していて優勝を目指します。デュッセルドルフ市近郊だけでそれだけのクラブチームがあり、それがドイツ全土同じ環境ですので、クラブチームの数は本当に数え切れないほどあると思います。

昔からその環境で、親のまた親の世代、そのまた親のという時代から受け継がれてきた歴史ある文化です。親は自分がそうされてきたように自分の子供をチームに入れ、土曜日は必ず応援に行く。それが当たり前で、親が来ないと白い目で見られるくらいです。なにせホームゲームとアウェーゲームがあり、アウェーの時は親が車を出さないといけないのですから。

この、親の力の入れようが、まず日本と全然違います。当たり前のように全力でサッカーをやる環境がドイツにはあるのです。

もっと踏み込んだ話をすると、ドイツでは、能力により進路が割り振られてしまうのです。小学校4年か5年で、大学を目指すギムナジウムに入学出来るか、はたまた職人などになる職業学校に行くか決められてしまうのです。ギムナジウムに入学出来るのはエリートのみなので、私のサッカーチームからはクリスチャン一人だけしかいませんでした。それ以外の子はサッカーをやるしかないのです。サッカーで夢をつかむしか無いのです。お遊びでやってるわけではないのです小さい時から。

このモチベーションの差も日本との大きな違いだと思います。

なので日本人が1軍に入るのは大変な事なのです。私は小学1年からずっと1軍に所属してましたが♪背番号9番センターフォワードが私のポジション♪ リーグ優勝したときのチーム総得点が60点で、そのうち38点が私の得点だった時もあります♪その時代、奥寺選手が日本人初のブンデスリーガーとして活躍していたので、新聞に、第2の奥寺か!?と私が紹介された事があります☆


リーグのチームの中から1チーム2人くらいの選抜メンバーを集めて、プロ予備軍なるものにも招集されてました☆きっと当時の仲間達は何人かプロになった事でしょう。名前も忘れましたが・・・


オランダ遠征も行きました。オランダ遠征時には、オランダの家庭にホームステイをするのですが、オランダ語とドイツ語は近いらしいのですが全く僕らには理解出来ず、英語の辞書を持参した思い出が有ります。



ドイツ人は世界でもっとも身長が高い国の一つとして有名です。女子の平均身長が180センチと聞いたことがあります!!そんな体格のドイツ人相手にまともにぶつかっては負けちゃいます。なので僕はスピードで勝負してました☆

ドイツ人のパワーの源。やっぱり肉でしょう。ステーキなど食べに行くと、その大きさと言ったらビックリですよ。顔より全然大きい肉をぺろりとたいらげてしまうんですから。

あとはビールですよね☆

ドイツでは小学生の頃から、ビールとコーラを半々で割った飲み物を飲んでいます。サッカーの練習の後に、僕たち日本人はコーラを飲むんですが、(これがまたオイシイのさビンのコーラ。当時1マルクでクラブハウス横で買えた☆)ドイツ人はそのビールとコーラの飲み物を飲んでました。一度もらったことがあるのですが、とてもじゃないけど小学生の僕には飲めた味では無かったです・・・今ならわかるけどねビールのコーラ割♪超好き♫日本ではやる人少ないよね。オイシイから是非やってみてください☆半々より気持ちコーラ多めがおいしいかな♪不思議な事に、なんか黒い物体がモワモワ分離してきますが気にせず飲んでください☆

そう言えばドイツではコーラとオレンジジュースを混ぜた飲み物も主流でした☆これもオイシイ♪



冬場は、体育館で練習します。テニスボールをサッカーボールの大きさにしたような特殊なボールでやります。形式は今で言うフットサルですね☆その当時はフットサルなんて知らなくて意識してなかったですけど、今思えば完全にフットサルです☆あのボールの感触好きだったなあ♪


ドイツは飛級制度があります。これはサッカーにも適用されるみたいで、有力選手は上のクラスに出してもらう事も出来ました。もちろん上のクラスの選手は下のクラスの試合には出れませんが年齢制限があり。上に出ることは年齢制限無いみたいでした。なので、レベルの高い練習を小さい時から積むことが出来、その点も日本とは差が生まれる所でしょうね。

日本のサッカーは、Jリーグ発足後も、高校の部活の方が優勢で、ユースよりも部活を選ぶ選手が圧倒的に多いのが現状だと思います。部活をみっちりやると言っても、やはり高校3年間しかみっちりとはいかないでしょう。かたや小学1年から12年間みっちりクラブチームで鍛えられるドイツサッカー。これもまた埋められない差でしょうね。


以上が私の体験してきたドイツサッカーです☆


審判の事を「シーする人」って覚えてたんだけど、今調べてなんでかわかりました。

審判員:der Schiedsrichter
 
カタカナ表記すると、シードスリッヒター かな? シーする人に聞こえるよ☆