昨年、飯尾さんより直々にお誘いいただいたのに、仕事の段取りと手持ちのお金の都合であえなく断念したフィリピンレース参戦。

谷野さんが、谷本音虹郎くん、小峰猛彦さん、そして引率の飯尾さんと四人で行った去年のレースは日本でライブとかで見ていて楽しそうだった。

そんなレースから一年足らずで「糟井さんいきますかー」と。

会社も変わったし、手持ちもあるので参戦を決めた。


さて、仕事とかばたついていて、前夜にパッキングする私💦

9時お迎えだし、さあ、そろそろ寝るかと思ったらタニーノこと谷野さんからラインが。

「パスポート、見つかれへん」

前夜にパッキングしてる人にもう一人いた!

無いって言われてもー💦

「絶対あるから頑張って!」

タニーノおらんかったら、私何もできんやん💦

2時まで悶々と寝れずに待ってたら「ごめんなさい、いま見つかった。」と。


ホッとしたもののなんか不安な旅の予感。



空港までトランポで行き、関西国際空港に福岡空港から飛んで来た音くんこと、谷本音虹郎くんと合流!彼はこのフィリピンレースは3度目。頼りにしています(^-^)




さてこのフィリピンのレースは MTRTというフィリピンの有名バイクショップの主催で、クラスは20クラスは超えるくらいに分かれている。

クラークインターナショナルサーキットは、筑波サーキットや鈴鹿ツインサーキットくらいの規模のサーキットで、ストレートが長くて、はじめの大きなバンクをしながら登っていくという珍しいレイアウトのコース。


フィリピンの各サーキットでシリーズ戦になっていて、音くんはCBR150のシリーズチャンピオンを取るべく全戦エントリー!

しかし、途中で主催が分かれ、今回は

TSR Efi Pro Class King Of Undar boneというクラスです。

私もそのクラスで出るとか出ないとか。

マシンも現地に行かないとわからない、という感じでゆるく出発!


音くんとはチケットを取ったタイミングの関係で離れてしまった。

4時間のフライト。




飛行機の中でビールを頼むとペソで払ったのに、シンガポールドルで戻ってきた。

紙ではなくて透かしのあるビニール素材、それもピン札!いただきやなこれは♡








空の上の恐ろしいくらいの積乱雲を眺めて「あ、竜の巣だ!」とか四時間ひとしきり過ごして、フィリピンマニラ空港に降り立った。




もっと蒸すかなと思ったけど、大阪みたいな湿度。


今回四日間の引率ドライバーのDon donと待ち合わせ。




どこに来るのかわからない。飛行機の到着時間は伝えてあるはずだけど、そもそもどんな感じで待ち合わせしてる?日本の飯尾さんにヘルプラインしまくって、マニラ空港の中をウロウロ💦

外にでたら、なんだか異様な光景。どうやら、空港側に来れないお迎えの人?みんなこっちみてて怖かった。




まもなく小雨の中、ヒュンダイのRV車に乗った大柄なフィリピン人Don donが登場!

緊張はしたけど、笑顔が可愛い。チョコレートのお土産にとても喜んでくれた。

まずはマニラ市内からレース主催の MTRTに行く。

Henson Huさんにご挨拶へ行くというとになっていた。



マニラ市街地の交通量を知らなかった!

市内の交通量は台湾のそれを抜いていた。身動き取れないくらいの車幅の合間に、スクーターが容赦なく割り込んでくる!それも、ノーヘル、素肌丸出し!こんなのを引っ掛けてたらたまったもんじゃない!

二輪の横にサイドカー付いてたり、なんなら馬車まで走ってる横をダンプカーが疾走してる!






車同士でも、ウインカーを出せば「だめだ、当たるぞ」とクラクションを鳴らして、牽制しそれで当たらずに走ってる様子で、フィリピンの交通事情はとにかく特異だった。

とりあえずシートにしがみついてその様子を見てるうちに、 到着なのかな?

車が止まった。




〜その2につづく〜