私は保育士なので、
保育士の友人がいます。

子育てのプロともいえる保育士さん。

でも・・・
自分の子育て…と、なると
意外と悩んでいる人多いんです。

その中1人でもある、元保育士の友人。
愛する友人の子育てのハナシ。


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こんにちは。
オオタアキコです。



その友人は保育士という仕事に
とても誇りを持っていて
独身時代の1★年、

子どもたちの為にだったら
何だってやったし、

抱っこもおんぶも
できることは全力で一緒に楽しんできた
という、

保護者からも子ども達からも
とても愛される
素晴らしい保育士でした。




その後結婚してしばらくして退職し

とてもかわいい
絵に描いたように元気な
2人の男の子のお母さんになりました。




自分の子どもたちも
かつての園児達のように

たくさん抱っこして、おんぶして
たくさん体を使って
愛情いっぱいに育てるつもりでした。





ところが妊娠・出産を機に
持病の腰痛の悪化や
次から次に起こる
体調不良と重なってしまい、

我が子が求めるままに
抱っこしておんぶして
一緒に体を使って遊んで・・・が
できない日々が続きました。




その状況を
彼女は本当に悔やんでいて

「保育園の子ども達には
どれだけでも抱っこしてきたのに
大切な自分の子を
思うように抱っこしてあげれないのが
とってもなさけないし、
息子もかわいそう。」


と、いつも嘆いていました。



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そんな彼女が最近変わったんです。


すごくイキイキしていて

「もうねー。
毎日やんちゃ盛りの子どもたちの
遊びに付き合って大変よ。
金魚にめだか、色々飼ってるよ。

しかもねー、
みんな大っきくなっちゃってさ(笑)
私、育てるの上手だよね。

この前もキャンプに行って
友達の子どもも丸ごと一緒に遊んできた!」

と、申しておりました。
体調もだいぶん良くなったとのこと。



てゆーか、
すでに尊敬です。

そこまで本気で一緒になって
遊び続けるのって
立派な才能だよ!

ねぇ?気づいてる?
(少なくとも私は、途中で疲れて飽きてしまいます 汗)



子どもの興味や発見に
一緒になって興味を示し
共感するのって

子どもにとって
どれだけ豊かな経験と財産になるのだろう。

感覚は経験でしか育たない。




どんなに知識を詰め込んだって
感覚は育たないのよ。




友人は
「自分の子育ては
 周りの人のイマドキ子育てには
 ついていけてなくて
 みんなすごいなーって
 不安になる所もあるんだけど

 自分にはこれしかできないから
 あとできっと役にたつと思って
 やるしかないんだよねー」
と、ポツリと言いました。


いえいえ奥さんのその子育て
誰にでもできることではありませぬ。






子育てには色んな方法があります。

そんな中1つの
一緒に感覚を体験する友人の子育て。
私はとっても好きだし
心から尊敬しています。






余談だけど小さい頃に
思うように抱っこしてあげれなかったという長男くん。
(その頃はだだをこねることなかった)

今では
すっごいママっ子のあまえんぼうで
抱っこをいっぱいしてもらっているそうですよ。


ちゃんと時期が来るまで
子どもは待ってくれるんだねー。


彼女が変わったのは体調もあるけど
1番は「今」を
地に足つけて味わえるようになったこと。

つい
できないことばかりに目がいって
あるものが見えなくなること
私にも経験あります。

今を大事にすることは
才能を活かす大前提なのかもしれないなぁ。