【小さな天才の育て方・育ち方
小・中・高に通わず 大学へ行った話】
著者のよっぴーさん&まりんさんの対談に
伺いました。
娘さんのまりんさんは
公立の小学校・中学校・高校に通わず、
普通の学校のような方法の勉強は一切せず、
自分がやりたいことを学ぶ
「デモクラティック・スクール」に通い、
小中高の12年間分の勉強を
2ヶ月半で終え、志望大学に現役合格した
現在20歳の大学生。
そして、そんなまりんさんを
ひとりの人間として尊重して、
100%信じ、愛してこられた
母 よっぴーさん。
(※わたしのメガネを通して感じたことなので
実際にお二人が意図する内容とは
異なる点があるかもしれません。)
著書を拝読した直後は、頭をゴーン!と
金槌で殴られたくらいの衝撃と興奮で、
朝方まで寝付けなかったほどです。笑
毒まみれのこの世界でいかにして
わが子を守っていこうか⁈
と日々奮闘している私としては、
お二人の対談におじゃまするまで
頭の中は疑問符でいっぱい。笑
たとえわが子であっても、
親の所有物でもなければ、
まったく別の人格を持っているのだから、
ひとりの人間として尊重したいし、
主従関係のような親子はイヤ!
と普段から頭では思っているのに…
実際の私は、わが子を
「管理」していたのかもしれないなぁ。。
子どもが失敗しないよう、
イヤな思いをしないで済むよう、
親心から先回りしすぎて、
子どもの「学ぶチャンス」を
奪っていたのかもしれない。
それって本当に
「100% わが子を信じる」
ってことじゃないのかもしれない。
(たとえ話として、
小さな子どもが一人でソフトクリームを食べる時、
だまって見守りきることができるか?
というお話がありました。)
「放任」でもなく「干渉」でもない
よっぴーさんの子育て観は、
まったく軸がブレていないから、
どんな疑問をぶつけても矛盾がなかったし、
実際に親子でいらしていて
お二人の関係を拝見していたら、
私の腹にストンと落ちてくるものがあり、
対談後は思いのほかスッキリ!!!
わたしの中の枠が 一つ外れた感じ。
お二人にお会いする前までは、
「子どもにすべてを委ねる」ことの
怖さとか勇気とか不安がありましたが
最後にお二人とお話しして、
よっぴーさんとまりんさんが
私に向けてくださる笑顔を見ていたら、
不思議と「大丈夫」
と思える自分がいました。
そして、自分でも意外なのですが、
良い意味で 親としての肩の荷が
下りていくのを感じました。
きっと今まで必要以上に
「親としての責任とは⁈」っていうので
頭デッカチになっちゃって、
肩の力が入っていたのかもしれないなぁ。
よっぴーさんが著書の冒頭で
「母親ほど素敵な仕事はない」
と書かれていて、
まさに私が日々感じていたことを
代弁してくださり、しょっぱなから
涙がちょちょぎれそうだったのですが 笑
もっともっと自然体で
リラックスして子育てできたらいいなぁ。
もう一つ、ビックリしたことが
よっぴーさんは まりんさんに
「怒ったりイライラしたりしたことがない」
そうなのです。
そのことについて まりんさんは
「人って 期待していたことと
違うことをされたら、
イライラすると思うんです。」
と、冷静にお話ししてくださいました。
よっぴーさんは
「イライラする前に、
自分がイヤだと思うことを伝える。」と。
「〜しなさい。」「ダメ。」
なんて、子どもであっても
言いたくないと頭では思うのに、
「ただ親という立場ってだけなのに、
一体何様なんだよ?」
と、自分で自分に
ツッコミを入れたくなるのに(苦笑)、
つい口から出ちゃって、自己嫌悪に陥る私。
自分の気持ちは伝えたうえで、
選択はわが子に委ねる勇気を持ちたい。笑
たとえ子どもが
私の望まない選択をしたとしても、
それを尊重し、
「子どもの心理を見る」ようになれたら
私にとっても、
きっと学びになるんだろうな。
そして、どんな学校に通っても
やっぱり「家庭が一番」!
「どんなわが子でも
わが子が何をしても 愛しつづけ、
その子の人生を尊重する親」でありたい。
よっぴーさん と まりんさんのツナギに
お絵かきしたり、遊んだりする
うちの三人♡
小学校も共同保育園どろんこも
お休みして、
「宮崎に自由な学校を創りたい親の会」
がプレオープンした
デモクラティック・スクールに
一日おじゃましました。
夜は、宮崎に到着した
よっぴーさん・まりんさん達と
夕飯もご一緒して、
いい時間を過ごさせてもらいました。
子どもって、誰もが天才なんですよね。
大人がいかにそれをジャマせずにいられるか?
よっぴーさん、まりんさん、
主催してくださった
「宮崎に自由な学校を創りたい親の会」の皆さん
どうもありがとうございます。