『愛するより 愛されたい』佐々木良著

令和言葉・奈良言葉で訳した万葉集 面白い。

『街とその不確かな壁』村上春樹著 よりも今売れてるやん。

初版500部 こんなん誰が買うねん?

結婚式の引き出物の中にも入れたようです。

tubeにあげていたところ「面白い」など人気が徐々に上昇

現在、刷っても刷っても 間に合わない時がある。

ええ紙 つこうとりますヨ(^^)

¥8 一冊あたりしか利益が出ないとか?

一般文庫本程度の紙でいいけれど、そうすると

せんせに もうちょと印税が残る。

現在第2集 制作中のよう・・・

 


籠もよ み籠持ち                
み堀串もよ この岡に            
菜摘ます子 家告らせ 名告らさね       
そらみつ 大和の国は おしなべて       
我この居れ しきなべて
我れこそいませ 我こそば          
告らめ 家をも名をも            

ねぇねぇそこの 山菜摘みのお嬢ちゃん!

 素敵なカゴとハサミ持ってはるねぇ おうちはどこなん?

名前も知りたいわぁ 教えてよ 教えてくれへんのやったら

僕から言おうかな?
ヒント「僕は総理大臣とか任命できる人です」

万葉集 一番目の歌。

万葉集は、天皇が民間人に恋をする歌から始まります
一目ぼれをしてナンパをする歌です。

さのかたは 実にならずとも
花のみに 咲きてみえこそ
恋のなぐさに

そこのかわいこちゃん!
結婚までとはいわへんから
付き合ってくれ
せめて チューだけでも

さのかたは 実になりにしに
今さらに
春雨降りて 花咲かめやも

うち 人妻やのに
付きあえるわけないやん
ワンチャンないで
                        
紅の深染めの衣を 下に着ば
人の見らくに にほひ出でむかも

そんなスケスケの
やらしい下着つけてたら
わてらの不倫がバレるやん

 

 

万葉集 7~8世紀にかけて編纂

日本に 現存する最古の歌集 。

 歌の数は4500首程もあるようですね。

天皇から皇族、貴族から宮廷歌人、下級役人、

農民、芸能者、防人、浮かれ女

詠んだ者の名が伝わらない「詠み人知らず」まで

 様々な身分の人達の歌 が収められている。

1300年程も前の歌を知り読み、楽しませてもらう・・

有難いことです(^^)