ケアマネさんが最初うちに来た時
(ケアマネージャー=介護を受けるのに
この人たちを通さないと何も出来ない大切な人)
狭い部屋を見渡しながら、
「友達がいても、いつも頼っていては駄目でしょう。
友達がいないと仮定して生活しなくては!
食事は?洗濯は?掃除は?お風呂は入れるの?」と言った。
頭をガーンと殴られた気分だった。
誰も頼る人がいないと仮定しないと
サバイバル、生き延びる事など出来ない。
私は一応一人で自炊している。
いちばん大切なのは電気炊飯器と電子レンジ。
米を毎日炊けばいいのだが、もったいないので
5・5合炊いてタッパーに小分けして冷凍庫に入れる。
引越してきた去年の真夏超がっかりしたのが
台所の電気コンロだった。
全然お湯は沸かず、料理が出来ない。
一応カセットコンロ持っているのだが
電子レンジであらゆる料理をしている。
ほとんどレンジでチーンだが。
それと安い中国製のT-falもどきの
電気湯沸し機が必須アイテムである。
冷凍庫にはたくさんの冷凍食品がある。
サバイバルのためであり
どれがおいしいとか、まずいとか二の次だ。
生き延びるためだ。
冷蔵庫の中も、食べ物で一杯だ。
うちに来る人たちには何か差し入れで持ってくるのがルールだ。
生き延びるための冷酷な私のルールだ。
「やぎちゃん、ろう城生活?」とあーちゃんは言う。
別に立て篭もっている訳ではないが
まさかの備えだ。
いつ何時、また脳梗塞で倒れて動けなくなるかも知れないし
食べ物だけは万全に。
洗濯モノや服などはタンスがあるが
開けられないので
ボードの上に並べている。
引越しの時アート引越しのおまかせパックで
ガチガチにタンスに服が入れられていた。
でも開けられないので
お客様カードは満足度0って出した。
結構麻痺の一人生活はハードボイルドなのだ。
いいリハビリになっているか?(笑)