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昨日の明治神宮の紀元祭、祭典の時から午後までずっと神宮にいました。



前日に明治神宮の祭典に行こう♪と決めたので、去年の100年祈年祭のように拝殿の所に参列です。同じような人達と一緒に式次第に合わせて拝礼等行いました。


式次第はこんな感じです。


祭典式次第
一、報鼓
一、官司一拝
一、開扉
一、献饌
一、祝詞奏上
一、国歌奉唱
一、玉串拝礼
一、撤饌
一、閉扉
一、官司一拝
一、報鼓


こうして一覧で見ると、短く見えますが1時間以上です。しかも寒い。閉めきった中で行っているわけではありません。開け放した本殿ですから、宮司さんをはじめ皆様寒い中の行事です。空気はとても澄み渡っていてスガスガしい感じでしたがその分一層寒い気がします。去年の猛暑の中の祈年祭のほうが、杜の中が暑くても風が通るの分過ごしやすいことが分かりました。



天気がいいので私はマフラーや手袋をしてなかったのですが、じっとしていると寒くなってくるのです。でも、申し訳ない気がして祭典が終わるまで身に付けられませんでした。



それで途中気がついたんです。天皇陛下は、どんな天候の時もこのような祭祀を真冬の最中、大晦日から元旦にかけて行われているんですよね。皇族の方々が、参列していなくても、参列しているようにしているというのは、なるほどこういうこと、と少し理解できた気がしました。なにしろ昨日は昼間で午前中は天気もいい日でしたから、私が寒いなあ何て言うのは畏れ多いことでした。



宮中祭祀について、色々言う人がいますが、真冬の夜中に屋外で国や人々のために一度祈ってみてから言ってほしい。その祈りを捧げるためには、細心の注意を払って身も心も清めてからですよ、もちろん。



穢れた心身で祈ることは、国や人々の重みがわかるほどにできません。その為常人ではできないほどの清らかな生活を送られ、神職にある宮司さんがその生活ぶりに驚かれたそうです。(竹田恒泰氏の話。残念ながらどこの宮司さんだったか思い出せません。)



私のような俗人には想像できません…。




陛下の年齢を考えると本当に有難い国です、日本は。今までそういうことを、全く知らずにきたけれど、知ってしまうと、本当に物事の見方は変わりますね。




さて、式次第の中には国歌奉唱がありますが、その場にいる方々全員が歌われていて、君が代はいいなあ~って歌いながら思いました。なかなか大勢で歌う機会ないですから。前日の真央ちゃんの君が代や、日の丸が三つも並んだのも脳裏に浮かびました。考えてみたら、凄い祝福でしたね、四大陸フィギュアスケートの日本女子の表彰式独占♪



ということで、最後に式次第に載っていた明治天皇の御製です。



橿原の宮のおきてにもとづきて
わが日本(ひのもと)の國をたもたむ



※写真の五箇條の御誓文は、授与所の隣の休憩所の壁にあったもの。携帯用が小さい箱に入ってますので頂いてきました。裏側には教育勅語が載っています。