俺たちに明日はないッス
2008年/日本/79分
監督:タナダユキ
出演:柄本時生、遠藤雄弥、草野イニ、安藤サクラ、水崎綾女、三輪子、ダンカン、田口トモロヲ、他
おすすめ度(5点中) → 2.7点
――― あらすじ ―――――――
比留間、峯、安藤(安パイ)は、無為で虚しい童貞の日々を送る17才のダメ高校生3人組。同級生の友野とヤリたくてしょうがない比留間は、その友野が担任の吉田とラブホテルから出てくるところを目撃してしまう。一方、峯は公園で倒れていた同級生ちづを助けたことで急接近。しかし、物心ついた頃から父親と2人暮らしのちづは、性に関する正しい知識をまるで持ち合わせておらず、興味ばかりが先走り、峯のほうが怖じ気づいてしまい…。そしてデブの安パイは、巨乳の女子・秋恵から告白され、思いがけずラブラブとなるが…。(allcinemaより)
――― 感想 ―――――――
柄本時生ってお父さんにそっくりだw。一目みたら忘れられない顔ですな。
▲高校生の比留間(右)は、同級生の友野(左)とやりたくてしょうがない。
比留間は友野が学校の先生とホテルから出てくるのを目撃していた。そら、ムラムラするわな。でも比留間は友野に対して、恋愛感情をもっている風ではないんだよねぇ。何となくやりたいというか。比留間は「やらせてくれ」ってオープンに喋っていますが、二人の間柄もよく分からないのがちょっと残念。
▲峯(右)は、ちづ(左)が公園で倒れているところを介抱して、急接近する。
父親だけに育てられたちづは性に関して全く無知で、遠慮なく峯に近づいてきます。峯はかるく引いてしまいますw。性への興味だけで峯に接近しているかのようなちづでしたが、そこはやっぱり女の子。ちゃんと恋愛感情は持っています。そこからのベッドインはなかなかイイ感じです。ちゃんと脱いでるし。この映画のハイライトは個人的にはここらへんだなー。
▲デブの安藤(右)は、なぜか巨乳の秋恵(左)に好かれ、付き合うことに。とまどい気味の安藤だが、実は秋恵は単なるデブ専だったというw。それを知った安藤のなんともいえない表情が笑えます。
▲秋恵が安藤を触る時、なんか変だなーと思ったんだな。
とまぁ、上に書いた3組のお話ですね。それぞれのペアは交わることがなく、それぞれの物語を作っていくだけです。はっきりいって物足りないです。
▲やりたいやりたいやりたい。
その日にやれることだけを考えているから、明日はないッス。ってことですね。
こういう高校生像には共感もできないし、なんの感情もわかないなー。すまんけど。