ブラックハット | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

ブラックハット


2015年/アメリカ/133分
監督:マイケル・マン
出演:クリス・ヘムズワース、タン・ウェイ、ヴィオラ・デイヴィス、ワン・リーホン、他
おすすめ度(5点中) → 2.5


――― あらすじ ―――――――
謎のサイバー・テロリストによって香港の原子炉やアメリカの金融市場が深刻な被害を被る。アメリカと中国が合同で捜査に当たるが、犯人の手がかりを掴むことができない。彼らに残された最後の希望は、ハッキングの罪で服役している天才プログラマー、ハサウェイだけだった。成功した暁の釈放と引き替えに捜査チームに加わったハサウェイ。合同チームにはハサウェイの大学時代のルームメイトで中国側を率いるチェン・ダーワイとその妹で優秀なネットワーク・エンジニアのチェン・リエンがいた。こうしてハサウェイたちは、わずかな手がかりを辿り、香港、マレーシア、ジャカルタと大がかりな追跡劇を展開していくが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

マイケル・マンの映画は“渋い”が醍醐味だと思っていたけど、今回のはどうだろう。怪しいデータが電子回路を伝うCGの長尺に序盤からコレはアカンかもwと心配になってしまった。途中、プロの連中が次々に死んでいき、気がついたら主人公とヒロインしかいねーじゃんっていうラブラブ感もビミョー。さらにスピーディーな展開になったりするのを観て、いよいよ今回のは求めていたマイケル・マンの映画じゃない、なんか違う。と感じてしまったのですよ。もっとドッシリとシンミリいってほしいですよね。


おまけにラスボスのキャラが小さすぎ。ラストのジャカルタのシーン。祭りで行きかう人々を「邪魔だ」って押しのけている図は不愉快でしかなかったな。





今までのマイケル・マンの映画は、男として憧れをもってしまうようなダンディな人物が主人公だったが、今回のはピンとこなかった。すみませんけど。