GANTZ | 記憶のための映画メモ

記憶のための映画メモ

こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

記憶のための映画メモ



GANTZ


2010年/日本/130分

監督:佐藤信介
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、夏菜、本郷奏多、田口トモロヲ、他


おすすめ度(5点中) → 2.1



<あらすじ>
玄野計は地下鉄のホームで小学校時代の友人・加藤勝を見かける。
ちょうどその時、酔っぱらいがホームに転落。

正義感の強い加藤は路面に降り、何とか酔っぱらいを助けたものの、
加藤を助けようとした玄野まで道連れにして
2人とも電車に轢かれて死んでしまう。


次の瞬間、気付くと彼らはマンションの一室にいた。
まわりとみると他にも死んだはずの人々が同じ部屋に集められているではないか。
そして、部屋の中央に鎮座する謎の大きな黒い球。

これは一体……?


彼らはその「GANTZ」と呼ばれる黒い球に、
「星人」をやっつけるように指示され、別の場所へと転送されていくのだった。


理由もわからないままだが
そこは、殺らなければ殺られてしまう
地獄の修羅場が待ち構えていた!!


しかし理不尽な闘いの中で
玄野は徐々に目覚めていく自分の力に
喜びを感じるようになっていくのだった。



<感想>
まずこの映画、前編・後編の2部構成になっていて
今作はその前編にあたります。


そして内容なんですが
いや~、予想通り面白くなかったです!
なんで映画化なんかするんだろうか。


物語は漫画版でいうところの


ねぎ星人 ~ 田中星人 ~ 仏像編 までが描かれています。


●ねぎ星人
原作のイメージとは、ちと違いますね。
髪を緑に染めているだけですもん。


●田中星人、
意外と原作通りの気持ち悪い感じがちゃんと出ていたかと思います。
機械的な動き。素早い動作。そしてパンチが超速いのですよ(笑)。


●仏像編
漫画版と違い、千手観音じゃなく大仏がボスになっているんだけど
これは解せなかったですね~。大仏ってデカいだけですもん。
千手観音の剣さばきは、ステキでしたね。

千手観音の喋るセリフも良いですね~。



映像は全体的に、暗いシーンが続いてダレてしまいます。
漫画だと画のタッチが非常にクリアなので、そのギャップもあるんでしょうね。


セリフまわしも、漫画ありきのせいなのか
重要なセリフが抜けまくっている気がして違和感たっぷりでした。


そして決定的なのが、漫画版の持つ、
冷めた温度の中での異常な緊迫感と、人間の熱い魂の対比が
映画版ではまったくもって欠如しています。


みんな気にしてる

岸本恵役の夏菜のバトルスーツ姿は、セクシーです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

記憶のための映画メモ


とまぁ、全体的には不満だらけでも、
4月23日公開の後編は、劇場に観に行きます。


今から観に行こうと考えている方は
無理して映画館に行かなくても
どうせ後編の公開直前にテレビ放映すると思うんで
そのタイミングを狙ってもいいんじゃないかなと思いますね。