二番目の奥さんは、亡夫の弟を世話していました。
この人は、ボブ母さんの弟でもありますが、体重が増えすぎたため仕事や家事ができなくなっていたのです。
・・つまり・・・自分とは血のつながりのない人のお世話をしに、暑い夏の日に車ででかけ、意識を失ってトラックに突っ込み、亡くなったのです。
あまりに突然の悲報をうけたボブと私は、呆然としつつもすぐにオクラホマへかけつけましたが、アメリカならではの巨大トラックを目にするたび、心が暗澹としました。
警察は、ボブ父さんに事故の様子を見せなかったそうです。
もし、なにがしかの救いがあるとすれば、二番目の奥さんはおそらく気を失ったまま亡くなり、恐怖や痛みを感じなかっただろうこと。
そして、他の人々の命を巻き添えにしなかったことでした。
伴侶をうしなうことは、人生で最も大きなダメージの一つだと言われますが
たてつづけに二度も伴侶をうしなったボブ父さんの痛みは、いかばかりか・・・・
きっと、今でも
「あの時、一人で運転させなければ」
と、顔をおおうような自責の念にさいなまれているのだと思います(TT)
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