先週の日曜記事、みやげ屋のよーな建物が出てきた?と思ったらそこを通り過ぎて何もないだだっぴろ平原をずっと進んで行く・・・そんなシーンで終わってました。
いや、あれってマジみやげもの屋だったんですよハハハハハハ
なんの「みやげ」かとゆーと・・・
ホラ、何キロも行った先にまたポツンとありましたみやげもの屋・兼・ミュージアム(美術館)。
お店に入るとイキナリ
↑古代の魚の化石が埋まった岩(直径7,80センチくらいのでかさです)
↑これもでかいです。
↑どっすん!! 巨大アメジスト岩。
どれもけっこうなお値段(何十万円単位)付き・・・・・・・
↓わたくし的にいいなと思ったものを並べてみました。 地球がつくった小さな風景画♪♪
”ウフン・・・・でも、そんな宝石原石は前座なの・・・”
とばかりに、お店の奥の間には輪切り薄切りにした岩のようなモノがお宝のように陳列され・・・
はいッ!!
ここは古代の樹木が石化したペトリファイド・フォレストなのでございます!!
ウィキでは「石化の森国立公園 」と紹介されています。
みやげ物屋からまだまだ進んで、ここがホントに本家のペトリファイド・フォレスト国立公園入り口。
引っ張るようですけど、まずはビジター・センターでお勉強。
化石の森が生きた森だった頃、そこに住んでいた生きものたちの化石です。
そんな彼らの想像図。恐・・・・ここで生きてくの、スゴクたいへんそう・・・
このビジター・センターでもらった日本語リーフレットを私なりにまとめてみますと、
<化石の森のでき方>
2億2千5百万年前、三畳紀後期。古代大陸パンゲアの時代のこと。
↓
ここは当時多くの川が横切る平野だった。
ナンヨウスギのような高い木が倒れると、増水した川の流れに押し流され、泥や砂や火山灰に覆われた。
↓
これらの堆積物が木の酸化を防ぎ、腐食を遅らせた。
さらに、珪土(シリカ)を含む地下水が丸太にしみこみ、木の組織を包み込んだ。
↓
やがて珪土は水晶となり、丸太は石化した木として保存された。
その後、古代大陸パンゲアはいくつかに分かれて移動。
現在の北アメリカが形成され、この地域全体が隆起した。
石化した丸太は砕け、堆積物の層に深く埋没した。
↓
風と水が硬い堆積物の層を浸食し、石化した丸太や化石が姿をあらわした。
と、そーゆーわけなのでございましたそうですよ。
ほんと、丸太がゴロゴロしてます・・・・ でもこれみんな”石”なの。
ビジターセンターの方の説明によると、丸太の組織に入り込んだモノによって、さまざまに違う色となるのだそうです。
この石化の森、またの名をレインボー・フォレストというのですが、その通りですね!!
ただ、ウィキにもあるように
>保護や、私有地から合法的に収集された木が近くで売られているという事実にもかかわらず、木の化石の盗難は、問題となり続けている。
7人の国立公園局の保護官の監視、柵、警告の標識、275ドルの罰金という脅しにもかかわらず、毎年約12から14 t の木の化石が化石の森から姿を消す。<
私たちが見てきた丸太石も、すき間には水晶やアメジストなどがいっぱい詰まっていたそうなのですが、国立公園に指定されるまでに人々によって削り取りつくされてしまったのだとか・・・・
そこまでして金が欲しいか、アメリカ人・・・・
ここから、オマケ画像です。
↑これはボブがてきとーに撮影した失敗写真(汗)のわたくしですが、
↑↑ホラ・・・・腕と脚が色的にモンタージュ???
夏以外はロングパンツのかっこうが多いわたくし。
でも、冬でもいつでも南カリフォルニアの紫外線はストロング!!!
そんなわけで、顔や腕は日焼けし続けて真っ黒、脚はまだ地色に近いという
虹色の森にふさわしく色彩ゆたかなわたくし なのでした!!爆
オマケ、その2。
この日、ボブのアイフォンを貸してもらって写真撮影に興じたリスキチちゃん。
な・・・なにをとっているのでしょうか・・・・・・
あの・・・・対象が、陰で隠れてますよ・・・・
ハイ、リスキチちゃんてば地面にうつる自分の陰をとっていたのでありました。
なんじゃそりゃ====!!!!
来週の日曜も、旅の続きのお話です。