商業臭のある美術を愛好するマスターのBAR

高知県須崎市に関わる与太話とイラストなどをかいています。
須崎に生まれ育った私が須崎に関する創作を沢山作り出すことは

地域の文化を豊かにすることの一助になればと。






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【意見】女の人たちだけで気軽におしゃれなイベントができる図書館

女の人たちだけで気軽におしゃれなイベントができる図書館

 

 

〇登場人物

カ→カナさん(カフェの経営者)

ノ→ノリさん(市役所職員)
ナ→奈々宮さん(地域おこし協力隊)

 

 

 

令和8年8月19日、まちかどギャラリーの展示を観たあと、何か冷たいものを飲みたいと思い近くのカフェへ。店内で数人の女性の声がする。どれどれ何を話しているのやら。
 

ノ「カナさん、紹介します。先月から地域おこし協力隊で来ちゅう奈々宮さんです。」

 

ナ「初めまして。奈々宮です。」

カ「初めまして。何かの時お見かけしたろうか?」

 

ナ「この前のワインバルでチーズケーキいただきました。」

 

カ「そうやったね。ありがとう。」

 

ノ「カナさん、今日は相談があって来ました。今度10月に彼女の友達でバンドネオンやりゆう人が高知に演奏に来るんですよ。市内で一か所やって別日にもう一か所どっかで出来んろうかって。新しい図書館でちょこっとライブとか、出来ないかなと思って相談に来ました。」

 

カ「へー、バンドネオン。私も好き。」

 

ナ「演奏の費用はいいんです。私の友達が私の居る街で演奏してみたいって言ってくれて。」

 

ノ「新しい図書館のところなら雰囲気も合うかなと思って。オープンカフェみたいで。そしてカナさんに食べ物屋さん何店舗か出店集めてもらったら、いい感じのライブが出来るかなと。」

 

カ「あそこやったら、テント張る必要もないし、駐車場も目の前やし、お手洗いもきれいやしね。テーブルとか椅子とかも私たちですぐ出せるし。ステージもそれほど大きくないけど常設やし。やってみろうか。
最近あそこって毎週ぐらいイベントに使われゆうらしいで。いつの予定?空いちゅうか聞いてみんといかんね。」

 

楽しそうな会話が続いている。お邪魔したらいかんなと思いながら、でもその会話に入っていきたいなと思いながら居たら、電話がかかってきたので帰ることにした。

 

帰り際に思った。

5年前の、あの「新しい図書館について話し合う約10人くらいの会」であの意見を出してよかったなと。女の人たちだけで気軽にイベントができるようになってよかったなと。

僕はとても嬉しい気持ちで青木町を東に帰り道を歩いた。


(完)

 

〇実現されている状況

女の人たちだけで気軽におしゃれなイベントができる。
ビジュアルの良さは必須。

毎週のようにいろんなイベントが開催されている楽しい図書館。

施設の利用度が高く、市民の集まる場所として機能を果たしている。

 

〇施設に必要な物

・    広い駐車場

・    見た目のよい外観の空間

・    テントを張らずに出店者が店構えできるひさし、またはオーニング等

・    図書館の外側から使えるトイレ

 

〇出来ればこれも欲しい物

・    外から出し入れのしやすい倉庫

・    キャスター付きで出し入れのしやすい机・椅子(←事務用っぽくないもの)

・    常設ステージ

・    簡単なPA

 

以上、数年前にある女性からバルでライブを開催したいという話が出た時の経験をモチーフに書いてみました。

その後、いろいろなイベントを組んでいく上で、「屋根とトイレと駐車場」この3つがそろっていれば、誰でも気軽にイベントできるよなと思い、さらにステージ(のようなもの)と簡単に準備できるテーブル・椅子があればいいなと。それらが視覚的に整理されたもので、イベントのテーマや主催者の好みを表現しやすいシンプルなものであれば、女の人たちは楽しくイベントを企画できるなと思います

すさき街バル2020④高陵病院にて

3日前から高陵病院に入院している。
退屈でしょうがないと思っていたが、今日は昨夜起きたことを書き止めておこうと思う。
 
1週間前に自分たちで企画したイベントを開催した。天気もよく事故もなく、来場客もスタッフも皆楽しげで会場は笑顔に溢れていた。何より今回実現したかった須崎の街中でのある風景の再現、若い時マドリッドで見たバル街の情景、期待していた以上に実現できて、達成感と満足感で私自身が一番喜びを味わっていた。
 
イベント終了後、背中に痛みを感じ、高陵病院で検査をしてもらう。
それからの入院。
 
イベント当日の早朝、仕事をしていて足を滑らせ腰を強く打った。それが原因。背骨の一部が潰れているそうだ。医師には厳しく安静を言い渡された。痛み止のお蔭で痛みはほとんどない。苦痛といえばこの終わりの見えない退屈さだけだ。
 
退屈。久しぶりに味わう、いや我が人生最大の退屈だろう。一秒一秒の時間の経過は、黒いドロリとした液体の一滴一滴が糸を引きながら落ちていくようで、私はそのドロドロと溜まった液体の中に辛うじて浮かんでいる。日中ほとんど横になっているせいか夜眠れない。酒もない、タバコも吸えない、スマホを見るのも飽きた。同室の老人たちのうめき声、廊下の遠くから聞こえる奇声、看護師たちの足音。
朝方、空が白み始める窓に意識が朦朧として眠りに就く。そんな夜を2回味わった。
3日目の昨夜、前の2夜と同じ苦痛の中にいた。寝たまま天井を見ていて少し眠れそうかと思った時、彼女は現れた。
彼女は悪魔。過去に数回、私の前に現れた。悪魔と言っても災いをもたらしたり、命をすぐさま奪うとかいう禍禍(まがまが)しい者ではなく、考えようによってはむしろその逆で、私にも彼女にもいいように取り引きをしに来る。
 
「久しぶり」
彼女の声か。声というよりは私の意識に直接語りかけるものか。
髪の長い魅力的な姿をしている。顔はよく見えない。
彼女は常に姿を変えて現れる。それは髪型が変わるというものではなく、その時その時私の周りにいる誰かの姿でやって来る。
「イベントお疲れ様でした。素敵なイベント、大成功だったようね」
「見ていたのか?」彼女に聞いた。
「ええ、準備の時からずっと。準備からずっと楽しそうだった。そうでしょう。」
「ああ」そう答えながら、悪魔に監視されていたことを思うと少し気分が悪くなった。
「監視とか思わないでよ。ある意味見守ってたんだから」
こちらの心はお見通し、というよりは筒抜け。やはり声で話しているのではなく意識に直接語りかけてきている。
 
「何でここに?」彼女に尋ねた。
 
「何でここに?」少しいぶかしがるような声で彼女は繰り返した。
 
「精算の報告に来たの。今回のイベントの。あなた私のこと自分で呼んだこと気が付いてないの?あなたが呼んだから、今回少しお手伝いしたまでよ。」
 
そう言われ、私は今の状況がようやく理解することが出来た。
 
「そういうことだったか」
 
「そう、そういうことだったの」彼女が繰り返した。
 
イベント当日の早朝に仕事中(イベントの準備ではなく私の実業)足を滑らせ腰を強く打った。雨の中、痛みで息ができない。一寸も動くことが出来なかった。
 
「何てことだ!ここでこんなことになるなんて」
 
目に涙が浮かんだ。
しかし、ここでイベントを止める訳にはいかない。
 
「頼む。2日だけくれ!」
 
そう心の中で叫んだ。
 
その瞬間、痛みはすっと軽くなった。
私は仕事を済ませた。
 
イベントの準備は滞りなく進み、無事スタート。2日間事故もなく、イベントは成功裏に終了した。
 
「思い出した?私を呼んだこと」
 
彼女は寝ている私の側に座り顔を近づけてきた。彼女の大きな目が暗い病室の明かりでもはっきりと分かるほど。
 
「その他にも色々してあげたのよ。雨もどけてあげたし、風も止めてあげたし。そうそう特にあのステージの赤いテント、2日目置いただけになってたでしょ。あんなんじゃダメよ。あと、通行止めにしておかないと。何度も接触しないように走ってる車こっそり動かしたりしたんだから」
 
「そうだったのか・・・」
 
「そう。でも今回あなただけじゃないわ。あなたの仲間の何人かが同じように強い念、想いでイベントを成功に導かせているわ。あなたの周りに何人かいるでしょ。当日腰の調子が悪くなったり、家族が救急車で運ばれたり。その人たちもそうなの」
 
「皆悪魔と取り引きしたのか?」
 
「形式は人それぞれ、というか悪魔それぞれ。本人の自覚がないうちにやっちゃうのもいるし。今回、まだ未精算の人もいるわ」
 
「そうなのか?」
 
「仲間の人たちに感謝しなくちゃね。体調気を付けるように言ってあげて。リーダーさん」
 
「状況を把握してもらったところで精算の話しさせてもらうわ。今回はあなたの命、9日間いただきます。精算の方法は入院という形式で。」
 
この入院がその精算ということなのか?」
 
「そう、あなたの決められた寿命のうち9日間の自由を奪うの。寿命削られるとか思うと怖いけど、これなら心理的ダメージも少ないでしょ。忙しいのが大好きなあなたにはこの退屈する方法は死んだ方がいいとか思うかもしれないけど。私たちも何ぶん仕事何で。」
 
そう言った後、彼女は私の顔に自分の顔を近づけてきた。
少し動けば触れてしまいそうなほど。
そして大きな目で私の目を見ている。こちらの心の動揺を見透かしながら。
二人とも、しばらくそのままでいた。
ずっとそのままで居たいと私は思った。
 
「またね」
 
そう言って彼女は立ち上がった。明かりの位置の関係でもう彼女の顔は見えない。
 
「じゃあね」
 
彼女の姿は消えていった。
 
私は彼女は本物の悪魔だと、あらためて思った。
 
部屋の中は彼女が現れる前に増して暗く感じられた。黒いドロリとした一秒一秒はさらに粘度を増した。
今から彼女との取り引きの代償をたっぷり味わなければならない。
 
未完
 
 
 

すさき街バル2020③4人の賑やかな男たち



③4人の賑やかな男たち

4人の賑やかな男たちが、すさき街バルにやって来る
4人とも黒い服を着ている
奇遇なことに4人とも同じ名前、ミゲルという
4人とも会場に着くと、まず手指の消毒を入念にした

4人は口々に大声を上げる

「ハポンだ!」
「コーチだ!」
「スサーキだ!」
「街バルだ!」

まちかどギャラリーの交差点で

「見ろよ!この雰囲気、どこか故郷に帰ってきたようだ」
「見ろよ!うまそうなものが沢山あるぞ!」
「この煙、この匂い!たまらんな!」
「飲むぞ!セルベッサ!」

4人のミゲルはとくひさで生ビールを買う
そして食べ物を買いに別れる

1人目のミゲルがサラダでチキンカツのピンチョスを買おうとした時
2人目のミゲルはコナカフェの暖簾をくぐり
3人目のミゲルは商店街を西に向かい
4人目のミゲルは鳥よしの行列に並んでいた

沢山の料理を手に4人のミゲルは座る場所を探す
ステージ近くの赤いパラソルの下に、さほど大きくない赤いテーブルが2つ、赤い椅子が4つあるのを見つける

「あそこに席を取ろう」
「赤いテーブルが2つだ」
「2つ合わせれば4人で座れる」
「ああ、そうだ。それがいい」

2つのテーブルを合わせ4人のミゲルが食事を始める
「心地よい赤い椅子に!」
「幸運の赤いテーブルに!」
「美しき赤いパラソルに!」
「街バルにサルー!」

歌いながら賑やかな食事

「おでん 焼き鳥  寿司ピンチョス」
「おむすび  たこ焼き お好み焼き」
「イノシン串のメンチカツ」
「揚げたて天ぷら カリエンテ!」
「トマトのピンチョス おいしいぞ」
「フランスおつまみ おいしいぞ」
「ブルスケッタも おいしいぞ」
「チーズケーキもサブローソ!」
「司のAMAOTO 土佐の酒」
「純平 酔鯨 亀泉」
「津野山ビール  TOSAMIDORI」 
「飲んで楽しい トサノサーケ!」
(もぐもぐ)
(ゲラゲラ)
(ゴクゴク)
(ゲラゲラ)

楽しそうな4人のミゲル

潮風を胸いっぱいに吸い込んで目を細めているミゲル
夕暮れ前のピンクの空に向かって投げキッスをするミゲル
鼻歌を歌いながらエアギターをするミゲル
最後のトマトのピンチョスを幸せそうに頬張るミゲル

愛おしい時間が流れる




それから




しばらくして1人のミゲルが口を開いた

「ところで、これから仕事だ」

後の3人のミゲルか手を顔にやりながら頭を振った

「!仕事、忘れてた~!」
「!仕事、止めようよ~!」
「!もう一杯飲む~!」


「彼女からの命令だ。
日が出ているうちはイベントを楽しんでいいが日が暮れてからは仕事をするのさ。
このイベントを災いから守るように~」
「僕は突然の雨雲が寄って来ないように~」
「僕は突然の風が吹かないように~」
「僕は交通事故が起こらないように~」
「そして僕は新型コロナウィルスの除去~」

「もうすぐ日が暮れる。皆、もう一杯だけ飲んで仕事をするとしよう」
「しぶしぶ了解~」
「いやいや了解~」
「べろべろ了解~」

サラダの前で2組のカップルが座る場所を探している

「あのカップルたち、席を探しているね~」
「このテーブルを元通り2つにすれば彼らがちょうど座れるね~」
「いーね~」
「そーしよ~」

「そして、さあ仕事だ~」

それから4人のミゲルは夜の帳(とばり)が降りようとする薄暗さの中に消えていった。

すさき街バル②じゅんとなお

②じゅんとなお



高知市在住39才のじゅんさんは香美市在住35才なおちゃんを誘って、すさき街バルでデート。特急で16時25分JR須崎駅着。彼らにこっそり付いていってみた。

ジ→じゅんさん
ナ→なおちゃん

ジ「須崎久しぶりやね」

ナ「去年の須崎まつりの花火、初デートやったね」

ジ「2尺玉凄かったねぇ」

ジ「街バル会場、駅からそう遠うない。あの税務署のところ曲がったら見えるろう」

ナ「じゅんさん、私お腹減った。ビール飲みたい」

ジ「なおちゃん、汽車の中でグリーン500、2本飲みよったやん」

ナ「じゅんさんも9パーのレモンサワー500の2本飲みよったやん。そっちの方がよけでー」

ジ「なんや、これ。マネキンおるで」

ナ「これアマビエやと。ここで手指の消毒を」

ジ「よし、消毒ばっちり!はよ行こ行こ」

会場に着いてすぐ、とくひさでビールを買った二人はコナカフェに向かう。

ジ「ジェニファーさんいうフランス人の国際交流員の人が高知県産材料で作った家庭料理、おつまみとしてここで売りゆうと。買うてみろうか」

ナ「えいね」

ジ「なおちゃん、はやビールあいちゅうやん?」

ナ「あら、ないなっちゅうw。私、次は津野山ビールにする。じゅんさん、どうする?」

ジ「僕はこの日本酒とお茶のカクテルにしょうか。TOSAMIDORI」

ナ「津野山ビール、やっぱ美味しい。そのカクテルも一口ちょうだい」

ジ「どう?」

ナ「めっちゃ美味しい!これお酒何です?」

カキタニ「亀泉のCEL-24使ってます。お酒の華やかな香りとかぶせ茶の香りが合うんです」

ナ「これ、また飲みたい」

ジ「コナカフェのチーズケーキもジェニファーさんのケークサレも買うたき、次行こか」

二人は西に向かって歩く。

ナ「アコーディオンが聴こえる。しまさんや!ほら、あそこ」

ジ「アコーディオンにお札(さつ)いっぱい貼っちゅうで。おひねりやろかwうけるーww」

ナ「まちかどギャラリーは昭和レトロな感じ」

ホゲ「今回は竹村さんいう地元のコレクターのコレクション展で古い看板とか前掛け、バイクとか展示してます」

ジ「すごい数やねー」

ナ「あれ?イル・カンパチーノは?」

ジ「チラシにはここって書いちゅうけど...あの赤いスカートの人に聞いてみろう」

ジ「すみません。イル・カンパチーノここじゃないんですか?」

アカイスカートノオンナ「すみません、本日あちらの方に移りました。そこを右に曲がってすぐ、鳥よしさんの隣です」

ジ「ありがとう」

ナ「煙、美味しそうな匂い!」

ジ「鳥よしさんくのヤキトリ、今日も人気やね」

トリヨシカオリ「あら、この前お店に来てくれちょった方?」

ジ「ありがとうございます。また買いに行きます!」

ジ「今日は行列が長いからやめちょこう。またお店に買いに行こう」

ナ「あの人が食べゆうお汁も美味しそう」

ワカナ「鳥よしのとり汁、めっちゃ美味しいですよ!」

ジ「ありがとう。後で買いに来る!」

ナ「あった。イル・カンパチーノ!」

ジ「いちばん船の寿司のピンチョス。売り切れる前に買うちょこう」

そしてまちなか学舎へ。

ナ「タロットやりゆう。神夏月さんや!
この人の占いめちゃ当たるらしい」

ジ「後で来てみろうか」

ジ「ここの、まじま食堂のおむすびのセットが美味しそう。この先にある和風バルなかまで高知県のトマトのブルスケッタと、つばきの巻き寿司も買おう。なかまとつばきはまた別の機会にもゆっくり来よう」

二人は再びとくひさのカウンターに

ナ「じゅんさん、あのお酒」

ジ「司牡丹のAMAOTO、飲んだことある?」

ナ「ない、飲んでみたい」

ジ「すみません、AMAOTO2杯下さい」

トッキユー「ありがとうございます!」

ナ「うん、美味しい。ちょっとあまやか?高知のお酒には珍しい。新しい感じやね」

ジ「小さい瓶のお酒2本ばあ買うちょこうか。いっぱいあるねえ。こっちの方のお酒で純平と酔鯨とかでえい?」

ナ「うん。グッドチョイス」

サラダ前で

ナ「金曜のeye+スーパーでここのチキンカツのピンチョス見た。すっごい大きかった」

ジ「買おう、この焼きそばとお好み焼きも」

ナ「このおでん美味しそう」

ジ「ハッピー新町のおばちゃんらあの手作り、買おう」

ナ「あれは、イノシシ串メンチ」

ジ「ジビエ浦ノ内さんの。絶対うまいで。買おう」

ナ「北川の天ぷらも食べたい」

ジ「揚げだちやきね、口焼かれんで!」

ナ「長山タコヤーキ」

ジ「絶対買う」

ナ「じゅんさん、こんなに食べれる...?」

ジ「これでシメに市川で鍋焼きラーメン食べたらコンプリート!」

ジ「ラッキー!ステージの近くのあの赤いテーブルが空いた。あそこに座ろう」

ナ「赤いテーブルと赤い椅子、かわいい。気持ちのいい潮風。夕焼けもきれい。えいね、須崎」

ジ「これから始まるライブがえいで。今日のメイン。なおちゃんに聴かせたかった」

ナ「楽しみ」

ジ「今日のこの三味線の杵屋彌之吉さんって歌舞伎座とか国立劇場でも演奏しよったがやと。で、こっちの北添紫光さんの太鼓、インドのタブラっていうがやと」

ナ「へー、昨日の大村太一郎いうチェロの人もギターの小松洸陽いう人も名前よう見るでね」

ジ「ほら、もうすぐ始まる」

ナ「じゅんさん」

ジ「どいた?」

ナ「素敵なデート、ありがとう」

2人「街バルにカンパーイ!!」

三味線の音が聴こえ始める。

そして須崎の夜は更けていきましたとさ。

fin

すさき街バル2020①ジャンとナタリア



①ジャンとナタリア

フランス人青年のジャンはスペイン人の恋人ナタリアを誘ってすさき街バル2020でデート。彼らにこっそり付いていってみた。

ジ→ジャン
ナ→ナタリア

①ギャラリー前で待ち合わせ

ジ「やあ、ナタリア、どうこの雰囲気?君の家のあるマドリードの裏通りみたいじゃないかい?」

ナ「ジャン、素敵!ヨーロッパの雰囲気を日本の古い建物や灯籠などの日本の素材で再現しているところが興味深いわ。」

ジ「その通り、アイデンティティーをキープしつつ異文化を吸収、再構築する日本人の文化的お家芸だね。」

ナ「ねえ、そんな話より、私お腹減った。ビール飲みたいの」

ビールを手にした二人はコナカフェに向かう。

②コナカフェで

ジ「彼女が友達のジェニファー。彼女は今須崎市で国際交流員をしている。高知県産の材料で彼女自身が作ったフランスの家庭料理をここで売ってるんだ。昨日はアシュパルマンティエとかすぐ売り切れて買えなかった。」

ナ「あなた昨日も来てたの?」

ジ「君を案内するための下見さ」

ナ「グラシアス、ジャン!」

ジ「ナタリア、もうビールを飲み干してしまったのかい?」

ナ「ええ、ジャン。喉渇いてたの。あの皆が飲んでる緑色のドリンクは何?」

ジ「あれはツノヤマビールさ。ビールとグリーンティーパウダーで作るビアカクテル。美味しいよ」

ナ「私の次はそれ。あなたは?」

ジ「僕は土佐酒とグリーンティーのカクテル。トサミドリにしよう」

ナ「ツノヤマビール面白い。美味しい。初めて。そのカクテルも一口ちょうだい」

ジ「どう?」

ナ「リフレッシング!グリーンティーの香りがいいわ!」

ジ「コナカフェのチーズケーキもジェニファーのケークサレも買えたし、次に行こう。」

④二人は西に向かって歩く。

ナ「アコーディオンが聴こえる!」

ジ「サカーノという音楽家らしい。ほらあそこ。美人だね!」

ナ「ここはさっきのミュージアム?」

ジ「すさきまちかどギャラリーさ。今回はムッシュ・タケムーラという人のコレクションで古い看板とかバイクとか展示してるね」

ナ「煙。いい匂い!」

ジ「鳥よーしのヤキトーリ。君の家にも何回か持っていったことがある。今日は行列が長いからやめておこう。また買ってきてあげる」

ナ「あれ何?イル・カンパチーノ?」

ジ「寿司のピンチョスさ。昨日売り切れて買えなかった。買おう。」

⑤そしてまちなか学舎へ。

ナ「タロットもやってるわ」

ジ「すごく当たるらしい。後で来よう」

ナ「楽しみ」

ジ「ここの、まじーま食堂のおむすびのセットが美味しかった。このブルスケッタのセットも美味しそうだ両方買おう」

ナ「美味しそう」

ジ「和風バルなかーまで高知県産トマトのブルスケッタと、つばーきの巻き寿司も買おう。この2軒はまた別の機会にもゆっくり来よう。美味しいお店なんだ」

ナ「楽しみ」

⑥そして二人は、とくひーさのカウンター前に。

ナ「飲みましょうよ、ジャン」

ジ「高知のお酒にしよう。このアマオート、2杯下さい」

トッキユー「メルシボークー!ありがとう」

ナ「香りのいいお酒ね。すぐ飲んでしまったわ。この小さいボトルのお酒、2本くらい買って行きましょう」

⑦サラダ前でお店を一軒一軒まわりながら。

ナ「このヤキソーバの匂い大好き」

ジ「買おう、オコノミヤーキも」

ナ「このオデン美味しそうね」

ジ「ハッピー新町のマダムたちの手作り、買おう」

ナ「あれは、イノシシクシメンチというの?」

ジ「ジビエ浦ノ内の、買おう」

ナ「テンプーラも食べたい」

ジ「北川さんの、揚げたて熱々、口を火傷しないように!」

ナ「隣の赤いランタンはタコヤーキね」

ジ「長山さんの、買おう」

ジ「これでシメに市川でナベヤーキ食べたらコンプリートさ!」

⑧テーブルに座ろう

ジ「あのステージの近くの赤いテーブルがちょうど空いた。あそこに座ろう」

ナ「赤いテーブル、赤い椅子、赤いパラソル。かわいいわね。いい潮風。夕焼けもきれい。いいわね、須崎」

ジ「これからライブが始まるんだ。これを君に聴かせたくて」

ナ「まぁ、楽しみ!」

ジ「昨日のオオムーラとコマーツのチェロとギターもトレビアンだった。今日のヤノキチとシコーの三味線と太鼓もきっと素晴らしい。ほらもうすぐ始まるよ」

ナ「ねえ、ジャン」

ジ「何?」

ナ「素敵なデート、ありがとう!」

二人「すさき街バルにカンパーイ!!」

三味線の音が聴こえ始める。

そして須崎の夜は更けていきましたとさ。

fin

箱入りむすめ



須崎での生活を楽しむ




おお

第2回 須崎うつぼ祭りの看板(平成27年2月8日)

第2回 須崎うつぼ祭り

平成27年2月8日9:30~15:00

マルナカ須崎店駐車場


昨年は早々に売り切れましたので、
今年はたくさん準備しています。
お誘い合わせの上ご来場くださいませ!



うつぼ祭りのポスター
フロムダイムエージェンシーの荒井さん
いい仕事してくれます。




ウツボの看板の製作


解体していた海の近くの古民家から
戸板をもらってきたいたので
小一の娘と一緒に下塗り&ウツボをささっと。


そして文字も入れると看板らしくなった。




ここからがお楽しみ。

シワと模様を入れていく。

パターンを見極めれたらけっこう作業はさっさと進む。

今回はエグいぐらいシワも模様もねちねちと。



模様入れは


1枚目の製作時間2時間
2枚目が1時間
3・4・5枚目が各30分
気持ちのいい作業でした。





会場に来ていただく皆さんに

美味しいうつぼ料理を楽しんでいただけますように!









ご当地キャラクターまつりIN須崎のご案内(拡散希望)

タイトルの通り

ご当地キャラクターまつりIN須崎


日時:平成26年9月13日(土)・14日(日)

両日とも9:00~15:00

場所:高知県須崎市桐間多目的公園


住所:高知県須崎市桐間南一番地


開催します。




http://000-201.com/


https://www.facebook.com/events/595145707267168/?fref=ts




実行委員長の判断が甘く

広報PRがイマイチ弱いと言われております。




どうか皆さん、

お誘い合わせの上、ご来場下さいませ!!

よろしくお願い申し上げまます!!!!!!!



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