Matt Cutts(マット・カッツ)

SEO業界で働いていれば、誰でも一度は名前を聞いたことがあるでしょう。

逆に聞いたことがない人がいれば、SEOに詳しいとしても、疑われても仕方がないくらい、Matt Cuttsの存在感は異彩を放っていました。Matt Cuttsを知らないでSEO対策を語るSEO担当者はモグリか新卒なので、信頼しないでいいと思います。

 

彼はGoogleでのSEOについての広報担当の役割を担っていて、Googleが正しいとするSEOの普及に大きな貢献をした人物と言って過言ではないでしょう。

 

また事実、グーグルの検索エンジンとスパム対策に関するグーグルの特許の共同発明者の1人に名を連ねており、SEO業界の第一人者であり、重鎮であることは誰の目から見ても明らかなのです。

 

しかし、そんなGoogleの検索エンジンの中枢で大活躍していた彼が、2014年に休暇を取ることを宣言し、実際に長期休暇に入りました。

 

そして、2015年5月に突如、彼の役割を別のスタッフが引き継ぐことが発表されました。この発表は大きな衝撃を与えました。

 

しかし2016年には休暇を楽しんだ彼が元の役割に戻るというような噂がありましたが、彼は表舞台に出てくることはありませんでした。

 

そして、2016年12月末日を持ってGoogleを退職し、USデジタルサービスという政府機関で働き続けることを決断し、エンジニアリング・ディレクターになりました。

 

なお、2018年の3月に自身のツイッター上で友人でもあり、妻でもあった伴侶を亡くしたことを告白しています。

 

ご冥福をお祈りいたしますえーん