逆風強く、呆然としてしまうこと、しばしばです | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 先週末、久しぶりに、自動車の長距離運転をしました。時間に余裕があれば、鉄道のみで、例えば、大船駅から宇都宮駅までは湘南新宿ライン、宇都宮駅から一ノ関駅までは東北新幹線、一ノ関駅から気仙沼駅までは大船渡線を利用して、気仙沼に伺いたかったのですが、そういう訳にもいかず、仙台駅前と気仙沼の間は、レンタカーで移動しました。

 こう申し上げれば変人だと思われることを、承知の上で、申し上げますが、オートマ車よりもマニュアル車のほうが、総合的に判断すれば、運転が、いや、操縦(=思い通りに機械を動かすこと)がしやすいし、いわゆるカーナビの加工された二次元画面は、眼前に広がる三次元空間からの情報収集の妨げ、ひいては、素早く土地勘をつかむことの妨げになると、僕は思っています。

 ついでに申し上げれば、シートベルトの着用が義務付けられ、そして、様々な、いわゆる安全装置、例えば、アンチロック・ブレーキ・システム、エアバッグ、衝突回避システムなどが、次々と、自動車に実装されるようになっているそうですが、「自動車の運転をする者に限定して言えば、車体の最前部に運転席を設け、シートベルトを着用せず、一切の、いわゆる安全装置を実装しなければ、否が応でも、安全に運転せざるを得ないので、そうすることが、最も効果的な安全確保策である」と、僕は思っています。

 歩いたり走ったりする僕の横を、「当たっていないんだから、文句ないだろう」と言わんばかりに、さっと、すり抜けて行く鉄の塊を運転している者が、シートベルトやエアバッグで、自分の安全をしっかり確保している。こちらは、ひやっとして、寿命が縮まる思い。

 一事が万事、起きてから寝るまで、僕にとっては、人の世は、おかしなことばかり。政治においても、そうで、あまりにも逆風が強くて、呆然としてしまうことが、しばしばですが、日本国民のうちの一人として、「これだけは申し上げたい」と思うことなどを、書かせていただいております。
なので、いわゆる靖国神社参拝問題に絡むことを、次回、もう少し書かせていただきます。


神奈川県鎌倉市にて
佐藤 政則