天皇の勅命(ちょくめい)によって編纂された和歌集、いわゆる勅撰和歌集のうち、最も古い「古今和歌集」の序文において、六歌仙などと称された六名の歌人のうちの一人である、在原業平。
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平)
色恋沙汰の絶えない類いの男だった言われる彼だからこそ、花を愛でたり優雅さを解する心のゆとりを持ち、このような歌を詠んだのかもしれないが、日々の生活に汲々としている身としては、桜の便りを耳にしても、「あっ、もう、1年経ったのか。1年間、何もできなかったな」と、思うばかり。
政治に対し、どう向き合うべきか。立ち位置、心構え、スタンスが定まらず、昨年の3月から、このブログの投稿が途絶え、丸一年、ほったらかしにしてしまいました。
何事も、体が資本。僕の場合は、「資本は、この身一つ、体のみ」と言うべきか。とりあえず、体力の維持、強化に努めようと思い、本年の年明けから、休みの日は、なるべく、三浦半島の海岸沿いを走るように、しています。
先日は、三重県伊勢市を訪れ、神宮の外宮(げくう)に参拝したあと、約6km離れている内宮(ないくう)まで、バスではなく自走して移動し、内宮で拝礼し、その後、近鉄五十鈴川駅まで、また走りました。
以前よりは、投稿のペースが、だいぶ落ちると思いますが、時間を作り、少しずつ投稿していこうと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願い致します。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則