前回の衆議院議員総選挙後の特別国会で、民主党内閣が発足したのが、3年前の9月。その4か月後に、中米のハイチで大地震があり、民主党内閣は、即応しなかった。当時、この国の内閣総理大臣は、友愛がどうのこうのと、おっしゃる御仁だったはずである。もちろん、災害に即応するとは、災害の発生後、間髪を容れず動くことである。
この国は、和の心を、とても大切にしてきた国である。災害が発生し、助けを待つ人がいれば、それが、世界中のどの国であっても、経済的な繋がりの濃淡に関係なく、すぐに人を出し、続いてお金も、そっと出すべきである。
民主党内閣は、今回のフィリピンの台風被害に対し、無視を決め込んでいるようだ。野田佳彦内閣が総辞職する時期は、衆議院議員総選挙後の最初の国会招集のときである(
この国の現職の内閣総理大臣が、重複立候補をし、公職選挙法(143条2項、スライドその他の方法による映写等の類を掲示する行為の禁止)に違反して選挙運動を行う。
そんなに、我が身が可愛いのだろうか。僅か21か月前の恩義すら、忘れたのか。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則