久しぶりに東京・お台場を訪れて、思ったことなど | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 所用があり、昨日、上京し、本日も、上京します。一般的に言えば、ここ、横須賀市は、いわゆる、東京都心への通勤圏内ですが、今の私にとって、鶴見川を越え、多摩川を越えることは、旅に他なりません。

 ごみを満載したごみ収集車が、次から次へと、吸い込まれるように東京湾に向かって走り、ごみで埋め立て地を造成し続ける巨大都市は、循環型社会の対極に位置する社会に思えてなりません。
また、決して少ないとは言えない額の都債残高が、今も現にあるはずですが、西新宿の淀橋浄水場跡にそびえ立つ、あの超高層ビルを見る度に、官尊民卑という言葉を思い出してしまうのは、私だけでしょうか。

 「ロンドンをつまらないと思う者は、人生に疲れ果てた者だ。なぜなら、ロンドンには、現世が与えてくれる全てのものが揃っているのだから」(When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in London all that life can afford.)と言ったのは、誰だったか。
19歳の頃、なけなしの金をはたいて、初めてロンドンを訪れ、地下鉄に乗ったとき、当時は、まだ木製のエスカレータが現存していて、「あぁ、これが地下鉄の元祖であり、エスカレータの元祖なのか」と思い、驚いた。が、今は、「ロンドンをつまらないと思うほうの人間」になってしまい、心が川のように流れることは、あまりない。
(下線部の表現は、吉田拓郎さんの詞から借用しました。)

 とは言え、この国を良くするための捨て石になれるよう、諦めずに精進しようと思っています。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則