米国の世界的なマクマガン・レポートで米政府が求めていた、理想食のモデルは、と言いますと、
それが、日本の元禄時代前の庶民の典型的食習慣であるとなった事です。
当時のアメリカの食生活の常識は、分厚いステーキなど高脂肪の高蛋白の料理が、庶民の主流食
でしたので、劣等国日本の元禄時代前の食事と決めつけられた時のアメリカ国民の精神的ショックは、
想像できますね。
当時欧米の栄養学の常識は、「スタミナ源は肉にあり」であったのです。
それに対して、理想の日本食は、精白しない雑穀が主食で、副食の主は野菜類で、それに加えて
海藻類、そして、それを補う蛋白質は魚介類でした。
それに、庶民は貧乏であり、これらの食材で腹八分目の生活であったのですが、これが、現在の
理想の食習慣として、科学的にも認められ、米国の食政策となったのです。
即ち、理想の食習慣は、元禄時代の和食の法則です。
戦後の食生活では、米国輸入のファーストフッドで、団塊の世代が、欧米の食文化を堪能した
世代なので、高齢の今からの健康が気になりますね。
なので、今まで洋食の食習慣にある人は、即刻、理想の元禄和食の食習慣に切り替えて、万病の元、
肥満を克服して、ピンとコロ人生を堪能してください。