元祖天才バカボン | VBCテレビブログ放送

元祖天才バカボン

'75年10月6日から'77年9月26日迄、日本テレビ系(一部系列局を除く)で毎週月曜日午後7時から7時30分迄、全103回放送されたギャグアニメを特集!製作は東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)

ギャグ漫画界の大家・故・赤塚不二夫先生原作の不朽の名作「天才バカボン」のアニメ化第二弾にして全4シリーズ中、もっとも放送期間が長く(2年)もっとも視聴率が高かったシリーズともなりました。

バカボンパパが途中から植木職人として働きだしたり、バカボンの学校生活やバカボンとバカボンパパとの関係をよりリアルに描いた前作「天才バカボン」('71~'72年)に比べて、より原作のアバンギャルドさに近付いた作風となりました。

放送期間が長かったこともあってか、前作以上にパカボンパパとバカ田大学の後輩との絡みのシーンが増えたのも印象的でした。

メインキャストは前作とほぼ同一でバカボンパパ(声・雨森雅司)・バカボン(声・山本圭子)・ママ(声・増山江威子)・ハジメ(声・貴家堂子)・レレレのおじさん(声・槐柳二)は続投。ただ前作でバカボンのクラスメイトのガキ大将役だった肝付兼太さんは本官さんの声の担当になりました。(前作は故・田の中勇さんが担当)ウナギイヌは池水通洋さんでした。

前作では次回予告の際、バカボンパパが「見ない奴は死刑なのだ!」というブラックジョークで締めるのがお決まりになっていマシたが、今作では「見ないと逮捕なのだ!」に変わりました。

オープニングテーマ♪タリラリラーンのコニャニャチワ は全103回全てに使用されましたが、エンディングテーマ♪パパはやっぱりすばらしい は最初の1クール(~13回)のみで、後は最終回迄、故・赤塚先生自ら作詞した♪元祖天才バカボンの春 が使用されました。

本放送終了後の再放送でも高視聴率を獲得し、日本テレビで'79年1月30日の夕方に再放送された第92回は番組史上最高の25.7%もの高視聴率をマークしたという。

また'87~'88年にかけてテレビ東京で(月)~(金)午後6時30分から7時迄リピート放送された際には、真裏のニュース番組を尻目に最高で20%近い高視聴率を獲得し、同局の最高視聴率番組に!

昭和晩年から平成初期に至る迄の"リメイクアニメブーム"の火付け役ともなり、テレビ東京でのリピート放送がキッカケで翌'88年からフジ系で同じ故・赤塚先生原作の「おそ松くん」・「ひみつのアッコちゃん」が相次いでリメイクされたという・・・。


恐るべし、バカボンパパ!(笑)





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バカボンパパ(右)とバカボン。やっぱりバカボンパパは雨森雅司さんの声じゃないと・・・。/(C)赤塚不二夫・TMS






オープニング♪タリラリラーンのコニャニャチワ より。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)当地(秋田県)ではフジ系のAKT秋田テレビで放送されました。(日本テレビ系のABS秋田放送が月曜午後7時からTBS系の「ぴったしカン・カン」遅れネットの為)/(C)赤塚不二夫・TMS