久しぶりに観たダメ番組「すすめ!キッチン戦隊クックルン」 | VBCテレビブログ放送

久しぶりに観たダメ番組「すすめ!キッチン戦隊クックルン」

4年にも渡り"おおきなおともだち"から"ちいさなおともだち"を席巻した、アカデミー賞モノの快作(ウソ)だった「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK Eテレ/'09~'13年)。

「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」は、食の妖精・ミサンガ(声・小林晃子)と小学5年生のアイドル・柊まいん(演・福原遥)がクッキンアイドルとなって、日本国民に食の楽しさを啓蒙する実に素晴らしいアニメでした(笑)

最終回、まいんが立派なクッキンアイドルとなり、人間界での使命を果たしたミサンガが、クッキンアイドル・まいんのスタジオでの料理収録の直前にミサンガを残し、収録中にそっとまいんの元を旅立ち、その後は妖精の国からまいんの様子を伺っているシーンは涙無くして観る事が出来ない位・・・。不覚にも号泣してしまいました。

・・・一昨年亡くなった父も、何も言わずに旅立ってしまったのと重なってしまったもので。と言いますか、死に目に立ち会えなかったのです。父は色気も味気も無い病院の個室で何も言わずに旅立っていってしまったので・・・。

さて、当局にとっては久しぶりに大ブレイクした「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の後番組として始まった「すすめ!キッチン戦隊クックルン」ですが・・・。

こちらは当局的に「水曜ノンフィクション」(TBS系/'08~'09年)以来の久しぶりのダメ番組を観たな・・・という感じでした。

引き続き料理の楽しさを啓蒙する番組ではあるのですが、「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」に比べて全ての分野に渡ってダメ番組臭が漂っていました(泣)

今回もアニメと実写パートからなる構成なのですが、どっちもてんでダメという。

まずはアニメパートですが、最初観た時「視聴者をおちょくっているのか」と感じられる位、モノ凄い手抜きなアニメでした(怒)

分かりやすく言うと

<地方局の15秒のローカルCMのアニメを無理矢理8分位に尺を延ばした>

とでも言いましょうか。

ローカルCMのアニメって、アニメ番組の視線で見るとかなり雑ですよね。しかしそれは15秒のCMだから別に気にならないのであって、そんなレベルのアニメを1分以上も見せられればタダの拷問です(泣)

幾ら"ちいさなおともだち"向けへ原点回帰したと言っても、今の子供は物心ついた頃から「ポケットモンスター」シリーズをはじめとした高度なCGアニメを観ているので、"頷く時に顔だけ上下に揺らす"みたいな子供だましは全く通用しません!

敵となるキャラクターも、ラクガキみたいなイモムシとかもう最悪です。

正直、朝鮮中央テレビでもやらないようなヒドいアニメです(怒)

実写パートは更に悲しい(泣)「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」を彷彿とさせるセットではありますが、セット・出演者の衣装が大幅に安っぽくなった上、登場する三姉弟(リンゴ/声・演→田口乙葉・セージ/演・声・演→中尾壮位・クミン/声・演→幸田雛子)がショボ過ぎる!

「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の実写パートでは、料理する際にCGで妖精キャラのミサンガが適宜アドバイスしていましたが、「クックルン」では変わり果てた姿になったミサンガ・・・もといまごたん(声・比嘉久美子)が・・・(泣)

正直「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の再放送の方がまだウケると確信しました。

"子供向け"と"子供だまし"とは意味が違いますからね。


子供目線で観ても、あまりにもチャチ過ぎると思いますが・・・ってお子様にはそこそこウケている?シンジラレナァ~イ!(byトレイ・ヒルマン)





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「すすめ!キッチン戦隊クックルン」のアニメキャラ。どーでもいい地方の役所の税金支払い啓蒙キャラみたいだな。/(C)NHK





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「すすめ!キッチン戦隊クックルン」の実写パートより。まだ表情に堅さが(泣)/(C)NHK