SHORT WARP
去る2月20日に42歳という若さで急逝した飯野賢治氏追悼として、'96年1月15日に3DO向けにWARPから発売されたバラエティソフト(ミニゲーム集)を特集。当然故･飯野氏の制作によるゲームです。
故･飯野氏率いるWARPから発売された3DOソフトに収録されたミニゲームを1つにまとめたソフトでした。
収録ゲームの内訳はこんな感じです。
・はたあげ大学→同社の3DO参入第一弾の「宇宙生物フロポン君」に登場したネコプンなるネコが持つ旗を音声の指示に従いボタン入力し上げ下げする。点数単位が何故か"億点"単位。
・DANCE天国→ゲームではないのですが、ボタンを押すと音が鳴りサイケデリックな画面が出てくるモード。音楽演奏に興味のある方に是非。
・おやじハンター→ボタンを連打しいやらしい顔をした、バーコード頭＋脂ギッシュ＋無精ヒゲのエロいオヤジを叩きまくれ!ダメージを受けると次第に顔面が歪んでいく様が痛快!
・突撃機関!メガダす!!→'94年12月に発売された3D対戦型バトルアクションゲームを移植。フィールド上から対戦相手を追い出せば勝利となります。
・アニマリス→落ちモノパズルと神経衰弱をミックスさせた奥の深いパズルゲーム。パネルをめくるとアニマル(動物)の顔が現れ、同じ顔の動物のパネルをめくるとパネルが消えます。制限時間は飛行船から垂れ下がった男性が川面に居るワニに食べられるまで。
・信長の寝坊 爆睡伝→KOEIの「信長の野望 覇王伝」とは関係の無い、戦だというのに眠り続ける織田信長をボタンを連打して殴って起こすという脱力ゲーム。キャラクターデザインが織田信長というよりは志村けんさんのバカ殿様に似ている。
・マージャリス→麻雀牌を使った落ちモノパズルゲーム。同じ牌を3つ繋ぐと牌が消えます。上手い具合に連鎖させて面毎に違う課題をクリアーする。画面右下に表示される「映画館でポケベル持つな。」「するだけならつきあうな。」等の格言がイカす!
・宇宙生物フロポン君2→落ちモノパズルゲームの続編。1人プレイから対コンピュータ戦、2人対戦プレイが可能。個性的なキャラクターが持ち味!
・ハイパーコマンチック→これのみ新たに加わった、全5種類からなるオリジナルゲーム。基本的に画面の指示どおりに素早くボタンを押していきタイムアタックを競う。ボタン入力すると画面の中の男性がコマネチをするぞ!たとえプールの中でも。BGMの曲は故･飯野氏が歌った。
事務的に紹介すると以上ですが、本作は2,800円(税別)という当時の3DOソフトとしては異例の安さと限定1万本で販売されました。ソフトにはWARP社員の手書きによるシリアルナンバーが入っており、しかも日本エイズストップ基金に売上金の一部が寄付されエイズ予防の為のコンドームが同梱されたという(笑)夏目三久さんにも教えたい一本です。
説明書も暴走しまくりで、わざとさかさまに印字されたりゲームとは無関係の日産フォークリフトの広告が掲載されていたり、CD-ROMディスクの取り扱いかたとして「ディスクでスカートをのぞかない。」・「ディスクでフラフープをしない。」・「ディスクで占いをしない。」・「ディスクをスケバンに持たせない。」・「ディスクでババヌキをしない。」等書かれていたり・・・。CD-ROMディスクでフラフープするヤツなんか普通いねーだろ!
パッケージの裏には様々なマークと"○○向"と記載されています。これは全ての3DOソフトには"E/一般向"・"AO/成人向"等のレーティング･マークが記載されていたのですが、本作ではそれをパロディ化し、"へきる/おたく向"・"少年/マイケル向"・"宝田/明向"・"飛/ジローさん向"・"朝/福留向"等と記載されています。
故･飯野賢治氏率いるWARPは3DO時代に「Dの食卓」で名を馳せたとはいえ、他にも色々と面白いパフォーマンスを発揮していたのですが、3DOが潰えてからは下火になっていきました(泣)実際会社経営も芳しくなくなり、結果的に独自ブランドのゲーム販売からは撤退となりました(泣)
飯野イズムの真の姿は「Dの食卓」よりは、むしろ「SHORT WARP」にあるのかと。
"ハイパーコマンチック"より。画面の指示どおりにボタンを制限時間内に入力すると、画面の中の男性がコマネチをするぞ!/(C)1995 WARP
こちらも"ハイパーコマンチック"。連打をしてジャンプし飛距離を競うというもの。ボタンを連打すると画面の中の男性がコマネチをし続けます(笑)/(C)1995 WARP
"コマンチ選手権"のゲーム動画より。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)画面の指示どおりにボタンを入力するとコマネチが炸裂します!故･飯野賢治氏はよっぽどコマネチがお好きだったんでしょうね。酒とタバコも相当好きだったようですが。/(C)1995 WARP
故･飯野氏率いるWARPから発売された3DOソフトに収録されたミニゲームを1つにまとめたソフトでした。
収録ゲームの内訳はこんな感じです。
・はたあげ大学→同社の3DO参入第一弾の「宇宙生物フロポン君」に登場したネコプンなるネコが持つ旗を音声の指示に従いボタン入力し上げ下げする。点数単位が何故か"億点"単位。
・DANCE天国→ゲームではないのですが、ボタンを押すと音が鳴りサイケデリックな画面が出てくるモード。音楽演奏に興味のある方に是非。
・おやじハンター→ボタンを連打しいやらしい顔をした、バーコード頭＋脂ギッシュ＋無精ヒゲのエロいオヤジを叩きまくれ!ダメージを受けると次第に顔面が歪んでいく様が痛快!
・突撃機関!メガダす!!→'94年12月に発売された3D対戦型バトルアクションゲームを移植。フィールド上から対戦相手を追い出せば勝利となります。
・アニマリス→落ちモノパズルと神経衰弱をミックスさせた奥の深いパズルゲーム。パネルをめくるとアニマル(動物)の顔が現れ、同じ顔の動物のパネルをめくるとパネルが消えます。制限時間は飛行船から垂れ下がった男性が川面に居るワニに食べられるまで。
・信長の寝坊 爆睡伝→KOEIの「信長の野望 覇王伝」とは関係の無い、戦だというのに眠り続ける織田信長をボタンを連打して殴って起こすという脱力ゲーム。キャラクターデザインが織田信長というよりは志村けんさんのバカ殿様に似ている。
・マージャリス→麻雀牌を使った落ちモノパズルゲーム。同じ牌を3つ繋ぐと牌が消えます。上手い具合に連鎖させて面毎に違う課題をクリアーする。画面右下に表示される「映画館でポケベル持つな。」「するだけならつきあうな。」等の格言がイカす!
・宇宙生物フロポン君2→落ちモノパズルゲームの続編。1人プレイから対コンピュータ戦、2人対戦プレイが可能。個性的なキャラクターが持ち味!
・ハイパーコマンチック→これのみ新たに加わった、全5種類からなるオリジナルゲーム。基本的に画面の指示どおりに素早くボタンを押していきタイムアタックを競う。ボタン入力すると画面の中の男性がコマネチをするぞ!たとえプールの中でも。BGMの曲は故･飯野氏が歌った。
事務的に紹介すると以上ですが、本作は2,800円(税別)という当時の3DOソフトとしては異例の安さと限定1万本で販売されました。ソフトにはWARP社員の手書きによるシリアルナンバーが入っており、しかも日本エイズストップ基金に売上金の一部が寄付されエイズ予防の為のコンドームが同梱されたという(笑)夏目三久さんにも教えたい一本です。
説明書も暴走しまくりで、わざとさかさまに印字されたりゲームとは無関係の日産フォークリフトの広告が掲載されていたり、CD-ROMディスクの取り扱いかたとして「ディスクでスカートをのぞかない。」・「ディスクでフラフープをしない。」・「ディスクで占いをしない。」・「ディスクをスケバンに持たせない。」・「ディスクでババヌキをしない。」等書かれていたり・・・。CD-ROMディスクでフラフープするヤツなんか普通いねーだろ!
パッケージの裏には様々なマークと"○○向"と記載されています。これは全ての3DOソフトには"E/一般向"・"AO/成人向"等のレーティング･マークが記載されていたのですが、本作ではそれをパロディ化し、"へきる/おたく向"・"少年/マイケル向"・"宝田/明向"・"飛/ジローさん向"・"朝/福留向"等と記載されています。
故･飯野賢治氏率いるWARPは3DO時代に「Dの食卓」で名を馳せたとはいえ、他にも色々と面白いパフォーマンスを発揮していたのですが、3DOが潰えてからは下火になっていきました(泣)実際会社経営も芳しくなくなり、結果的に独自ブランドのゲーム販売からは撤退となりました(泣)
飯野イズムの真の姿は「Dの食卓」よりは、むしろ「SHORT WARP」にあるのかと。
"ハイパーコマンチック"より。画面の指示どおりにボタンを制限時間内に入力すると、画面の中の男性がコマネチをするぞ!/(C)1995 WARP
こちらも"ハイパーコマンチック"。連打をしてジャンプし飛距離を競うというもの。ボタンを連打すると画面の中の男性がコマネチをし続けます(笑)/(C)1995 WARP
"コマンチ選手権"のゲーム動画より。(一部携帯電話からは御視聴頂けません)画面の指示どおりにボタンを入力するとコマネチが炸裂します!故･飯野賢治氏はよっぽどコマネチがお好きだったんでしょうね。酒とタバコも相当好きだったようですが。/(C)1995 WARP