第9話「アンドロイド0指令」感想、加筆・改訂しました
『ウルトラセブン』第9話「アンドロイド0指令」
は昭和四十二年(1967年)十一月二十六日に
放映されました。
脚本は上原正三、演出は満田禾斉が担当
しました。
フルハシ隊員がパトロール中に出会った金髪
の美少女はモロボシ・ダンを探していて、彼に
「ダンさんですか?」問うので、彼女に惹かれた
フルハシは思わず嘘を言って、ダンと名のって
握手をしたら、電流をかけられ、いのちの危機に
遭う。
少女は逃走する。
団地で子供達がまるで本物と見まごう程精密に
作られたおもちゃの武器で遊んでいることにダン
は注意する。
子供達におもちゃを売っている爺さんは、部屋に
アンドロイドの美少女を同居させていた。
彼女こそ、フルハシを襲った金髪の美少女だった
のだ。
おもちゃ爺さんはチェスの駒を操るようにゼロワン
や子供達を教育しながら恐るべき計画を立てていた。
ダンは、そのたくらみから、地球を守れるか?
平成十九年(2007年)十一月二十六日に、本第九話
の感想を発表しましたが、本日、大幅に加筆・改訂しま
した。
『ウルトラセブン』「アンドロイド0指令」
http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-10057277650.html
画像は40枚です。
チブル星人のソフビを発見し即座に購入しました。
長く探していたものでゲットした時は嬉しかったです。
去年の夏から、『ウルトラセブン』放映四十五年を記念し
て、『ウルトラセブン 研究読本』という大著が洋泉社から
出たことを始め、数多くの名著・貴重な記録が出版されて
いるも有り難い出来事です。
小林夕岐子インタビューを拝読しました。
インタビューを読んで、石膏による顔の型取り等
KKベストセラーズ『語れ!ウルトラマン』の上原正三イ
ンタビューを拝読し、『ウルトラセブン』脚本制作の歴史を
学びました。
上原インタビューにおける「『ノンマルトの使者』で反戦を
語るのは、金城に対して失礼」という言葉は勉強になりま
した。
金城哲夫脚本の根底にあったものは「命」。
市川森一脚本の基軸にあるものは「夢」。
上原正三脚本の主題は「和」。
この問題の探求が現在の自分のテーマです。
2007年に書いた記事ではありますが、後に読み学んだ
ことも感想を書き、訂正・改訂を為して行くというのは拙ブ
ログの基本方針ですので、本日2013年6月10日に編集した
感想記事もこの路線で改訂しました。
このカットは自分では気に行っています。
第九話が教えてくれる平和の有難さは、心に刻んで忘れ
てはいけない事柄であることを実感致しました。
文中敬称略
合掌