(夕刊フジ)
本能のおもむくまま、女子高生の教習車をラブホテルに誘導し、わいせつ行為をしたとして、横浜市にある自動車学校の経営者兼教官が神奈川県警に逮捕された。同校は指定外ながら低料金を売りに生徒100人を集めていたが、エロ経営者には別の教習所校長だった過去にも同様の前科があった。

 強制わいせつ容疑で逮捕されたのは「大塚ドライビングスクール」経営者(62)。「若い子が好きだった」と容疑を認めている。


 とんだ路上教習が行われたのは昨年11月19日夕。市内の高3の女生徒(18)の教官として同乗した際、「君、運転うまいね。自宅まで運転していいよ」と言いながら言葉巧みにラブホテルの駐車場に誘導。ベテラン教官の言葉に女子生徒は「縦列駐車の練習?」と思ってしまったという。


 容疑者は突然、本性をあらわに。「何やってんだ。モタモタするな!」と強引に部屋に連れ込むと全裸にしてキスを強要したり、下半身を触るなどした。


 容疑者は藤沢市の別の教習所の校長だった2004年にも当時17歳だった女生徒をホテルに連れ込み、みだらな行為をした児童福祉法違反容疑で逮捕されていた。


 今回の学校はビルの一室に教室を設け「皆様の固定概念を壊すドライビングスクール」と指定教習所より約10万円安い17万円台の低料金を売りに生徒を集めていた。ホームページでは「コースだけなく遠出をすることも♪」とうたい、容疑者が自由にコースを決めていたという。