認知症の最強の予防|コグニサイズのやり方とコグニウォークの方法 | ちょいとNEWS

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仕事に役立つプチ情報

テレビ番組の健康カプセルで放映されたコグニサイズとは、頭と体を同時に刺激を与えて活性化させるエクササイズ。これは国立長寿医療研究センターが開発した運動で「計算」と「しりとり」を組み合わせて実行することで一連の連動した動きが、それぞれ単体でやるよりも複雑さを増して程良い刺激が生まれます。この言葉の意味は英語の認知(cognition) と運動(exercise)を合わせた和製英語。

認知症を治すことは現状困難なため、そのコグニサイズをして出来るだけ発症を遅らせることを目的にしています。それを実行するための「計算」や「しりとり」は認知課題といい、たやすく解答できてしまうものでは効果が薄くなります。たまに運動と答えを間違えるくらい脳に負荷を与えるのがポイントだそうです。さらに、一人でやると続けられない可能性が高いので3人くらいで一緒にやるといいそうです。会社の中でも希望者で集まってやってもいいですね。

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厚生労働省は全国で、65歳以上の高齢者の5人に一人が認知症になるとしています。健康寿命を1日でも長くして家族に負担を少しでも減らし努力をしていく日常の姿勢が、家族にも自分にも人生後半になればなるほど大事になっていくはず。


コグニサイズのやり方(数字を数える編)

さっと乗って立てるくらいの高さの低い「耐久性がしっかりとした丈夫な台」を用意し、それに乗って降りるという連続運動をする。声を出しながらリズムに合わせ数字を数えるだけ。まそのリズムに合わせて、右、左とステップを踏み、それに加え、3の倍数の時には声を出さず手をたたく。声を出さないアクションを混ぜる変則さが脳への刺激ポイント。あとは必ず毎日やることが大事で、できるだけ決まった時間に実施するほうが忘れずにできると想います。そうすれば、ぐんぐん効果が出てくるようです。



コグニサイズ入門

書籍:認知症予防運動プログラム コグニサイズ®入門: ハイブリッドDVDつき



私が思うに現在で最強の予防としてのコグニサイズ。しかし、これでも動きが厳しすぎて続けられない人に、もっと手軽にやれるコグニウォークというものがあります。

そのコグニウォークの方法とは?

・視線は正面をまっすぐ見る
・上半身はしっかりまっすぐ
・手は後ろにちゃんと降る
・下がった足はしっかり蹴り出して歩く
・出した足は、かかとから地面に下ろす
・腹筋は締めて歩く

この体の動きをキープしながら、「しりとり」を口に出して歩くこと。


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思わず解きたくなる脳のための毎日テスト





さて、コグニサイズやコグニウォークの動画を探していたら、他に脳に良いと思った面白い動画をユーチューブで見つけましたので紹介させてください。


お手軽!脳トレ&リフレッシュ体操



脳の活性化 体操3パターン