ん・・・

昨日東京で隕石が飛来したそうですが、地球規模で考えるとたいしたことじゃないです。100g程度の隕石は年間20000個地球に降り注ぎ、それが流れ星になってみえたりします。

 


10キロ程度の隕石となると、年間で300個落ちてきてます。そういった意味で地球は今も成長していて、毎年0.04ミリ大きくなってます。


過去の地球では6500万年前、恐竜は巨大な隕石の衝突が原因で、死滅しました。巨大な隕石は直径が10キロ程度、重さは1兆トン、ぶつかった時の速度は時速12万キロ以上とされてます。


通常地球に隕石がぶつかると、月に見えるようなクレーターが出来るのですが、その隕石のクレーターは、長い年月で土をかぶっており肉眼で見ることは出来ません。


そのクレーターのある場所は、キューバに近いメキシコにあります。6500万年前、隕石が衝突すると直径300キロほどのクレーターが出来ました。


と同時に、衝突の衝撃で海水は成層圏を飛び越え、地上50キロの高さまで跳ね上がり、地球の中のマントルも成層圏を越えて跳ね上がったとされてます。


衝突によりまわりの海水は蒸発し、岩石も溶けて硫黄分や硫酸、二酸化炭素が発生し、水蒸気と合わさって黒い雲になり、それが地球を覆ってしまったのです。


道路の水溜りに、もの凄い熱い小石を投げ入れたところを想像してみてください。小石によって水(海)が跳ね、アスファルト(岩石)が溶けて液体になって蒸発し、岩石が気体になるのを想像できたでしょうか。

 

そしてそれらの有害な気体が光を届かなくして、急に地球は冷えだし生物を死滅させたのです。この黒い雲は衝突から10年ほどしか存在しなかったのに、ほとんどの生命は絶えました。


その10年が経つと、今度は黒い雲が晴れだし、二酸化炭素によって温暖化が進み、海水面が上がると多くのを地表に降らせ、緑を戻しました。


そして、やがてまた生命が誕生したのです。どうしてまた簡単に誕生したかというと、海にいた魚類や、移動速度が速い鳥類は被害の少ない地域に逃げれたからです。


鳥類から哺乳類が生まれ、そして人間となってるわけです。今後1億年以内に、同じ大きさの隕石の衝突が予想されてます、つまり、また人類や生命体の危機にさらされるわけです。


確率で言うと、直径100mの隕石がぶつかる確率は1000年に1回、直径1000mの隕石の場合は100万年に1回です。


太陽系の外から来る隕石のほとんどは、重力の強い木星に衝突しますが、木星をにぶつからないと今度は太陽に向かって行き、たまにその途中にある地球にぶつかります。


ということで、いつかは生命が途絶えるようになってるのです。たぶんまた生き残るのは、魚と鳥だけでしょう(笑 超簡単に、恐竜の消滅書いてしまった(笑

http://ameblo.jp/t-u-chan/ (こんな記事も書いてます)