癒着が剥げると針先で突いているようなチクチク感を感じます。その後に訪れるのが足裏のツリです。
僕の独自解釈を以下に記します。
筋力の低下も同様ですが癒着が起こっていると細かい筋肉への信号を出せません。筋力不足はパワーショベルの油圧が抜けているので指令を出さないと例えますが癒着の場合はこの手の飴クジみたいな指令系統になっていると思います。
動かないものを動かす指令を脳は発さなくなります、そう諦めるのです。
且つそれは接着剤で何本かの糸が太い一本に束ねられたままになっているのです。
そしてここで癒着治療が始まると糸は少しづつ細分化されて行きます。最終的には一本の紐に一個の飴ですが治療の度に2本が4本、4本が8本、8本が16本とバラバラにされていきます。
そうなることにより1つ1つの筋肉が働ける負荷になった時に脳は違いに気付き指令を出してみるのです。
思ったように動く筋肉もありますがうまく動かない筋肉もありますがとりあえずどんなもんだか指令を出して実験するのです。
それは自分で意識して動かしていないのに筋肉が動きます。一定の時間例えば1分に一回くらいの等間隔でぎゅーっと筋肉が縮んで伸びてを繰り返します。
これがツリの原因です。坐骨神経痛の足の痺れの痛くない版といった所でしょうか。とても不思議な感覚でとても心地よいとはいえません。
しかし身体の中で何かが変わっていくことだけは認識出来ます。そしてこの状態が落ち着きを見せると曲げ角度に進展が見られるのです。