相変わらずの咳・・・
横になっている時はそうでもないのだけれど、
座ろうと体位を変えると、とたんに咳き込んでしまう。
咳き込みが激しいから
会話も十分にできないし、
もちろん食事も満足にとれない。
咳止めのリン酸コデインは
通常の咳にはきいても
やはり肺癌、胸水貯留の為の咳は止められないようだ。
2月1日深夜・・・
母は呼吸苦からナースコールを押した。
咳き込んで息が吸えなくなった。
苦しさを訴える母。
ついに・・・
酸素投与が始まった。
そしてレスキューの咳止めとして
オプソ内服液も処方された。
いつかは必要になるだろうと思っていたけど
こんなに早くその時がくるなんて思ってなかったし、
実際に鼻の下に通しているチューブをみると
・・・つらかった。
ベット上では0.5L、
トイレへ行くとき車椅子搬送で1L、
24時間持続点滴に加えて
酸素チューブもつながって
母の自由度はぐっと下がった。
それでも、いつか元気になると信じて
がんばっている母を
どうやって励ましていいのか、
正直わからなかった。