連休最後の海の日、くもり空だったのでいざ測定に来てみたら、途中から炎天下。
放射線測っただけなのに、海に行ったかのような日焼けに
図1. 三笠公園の放射線量分布。石材からの自然放射線と思われる場所も示した。
で、結果(図1)ですが、公園の入り口付近の測定で、横須賀としてはやや高めの数値(0.1μSv/hオーバー)でした。例のごとく自然放射線か?と思い周辺を調べたところ、石橋など白い石材が使われている箇所だけが表面で0.25μSv/h程度。
ですので、多分石材からの自然放射線が原因っぽいです。
花崗岩などの石材には、放射性のウラン・トリウム・カリウムなどを多く含んでいるものがあり、横須賀の様な比較的汚染の低い地域では原発由来のセシウムよりも空間放射線量への寄与が大きかったりします。
(日本地質学会のページ
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図1に記載した石畳や石橋の他にも東郷さんの周りを円形に縁取った白い石(写真
)や、噴水池まわりの茶色の石造りのベンチなど、表面で大体0.20~0.25μSv/h程度の線量でした。
今回は、ガンマ線のエネルギースペクトルを測定できる検出器を持ってきていなかったので、自然放射線であることを特定するデータは取れませんでした。
が、これまでの経験から石起源の放射線とみて良いかと思っています。
というわけで、三笠公園については、外部からの放射線を気にするレベルではないと言えるでしょう。
念のため、子供がよく水遊びをしている噴水池の吹き出し口から出ている水を350mlばかり採取しました。適当に放射能濃度を測ってみます。
遊具周りの砂も採取するつもりでしたが、一緒に行った4歳の娘が転んで、ぐずって、しんどかったのでまた今度。