ぷちぷち

みかりん的に“ぷちぷち”と呼んでます荷物をくるんでを衝撃から守るために使う、エアパックのことね('-^*)

思えばしょーもないですが、あれを一つ一つ潰していると、止まらなくなってしまいます私だけ？いや、ぜったい他にもいるはず(-_☆)

気まぐれに、好きなときにぷちぷちして、いつの間にかシート一枚制覇？したときには、ちょっとした達成感が味わえます

日常の小さなクエスチョンの答を見つけたときも、小さくてぷちっとエアパックの潰れる音を聞いたような気がします

子供の頃、そんな瞬間が大好きで、いつもクエスチョンを追いかけていたような気がします

朝ごはんのとき考えました豆腐と納豆で…。どう見ても、豆が腐っているほうが“納豆”で、四角い箱に納まっているほうが“豆腐”です。誰も答をくれないまま何ヵ月かすぎた頃、たまたま読んだ本で、聖徳太子の時代、朝鮮半島から輸入された“豆腐”と“納豆”が、帰りの船の中で名前が入れ替わったことを知りました。ぷちっ

野菜を食べないと病気になると、いつも母が言ってました。でも、ライオンも虎も肉食草なんか食べません。それでも元気なのが、とっても不思議でした。ある日、犬の治療についていった獣医さんで、肉食動物が草食動物をつかまえて食べるとき、まず内臓から食べると教えていただきました！胃腸には、いい感じにこなれた草が入ってるそういう形で、実はちゃんと野菜を食べてるのだと知りました。ぷちっ桃太郎の家来は、犬、猿、雉。犬と猿には種類がないのに、雉だけどうして種類限定なんだろうそこで、犬は忠義、猿は知恵、雉は勇気の象徴だと教えてくれたのは、私の父でした。忠実なのは柴犬でもシェパードでも変わらず、日本猿もゴリラも賢いからどっちだっていい。でも勇敢な鳥なら雉でなければならず、そのへんのニワトリでごまかすわけにはいかないそう力説するのを感動しながら聞いていました！ぷちっ

余談ですが、うちの父は曲がったことが嫌いだったので、鬼退治をした桃太郎一行が盗まれた宝物を持ち帰ったというラストがどうしても気に入らず、犬、猿、雉と手分けして、一生懸命もとの持ち主に返してまわったことにしてました。それを信じていた私は、その後、幼稚園の紙芝居の時間に、みんなの前で「ちがう」と指摘して、大恥をかくことになります

大人になった今も、私は質問魔で、いろんなクエスチョンと出会い、答を見つける瞬間が好きです。

「もの書きのくせに、なんにも知らないねえ!?」とあきれられながらも、心の中で、無限のエアパックをぷちぷちやりながら、生きていくのではないかしら