粃糠性脱毛症は、乾いたフケが毛穴に詰り、頭皮や毛根で炎症が発生して発毛力が衰えて薄毛になる症状のことです。簡単に言うと、カサカサしたフケの大量発生による脱毛症です。
フケには2種類あります。
1.脂性フケ(湿ったフケ)
皮脂の過剰分泌により発生するフケで、脂漏性皮膚炎になりやすくなります。
2.乾性フケ
カサカサに乾いいたフケで、皮脂分泌が極端に少ない場合に発生するフケです。
乾性フケの発生原因は、ストレス、アンバランスな食生活、洗浄力が強いシャンプーの使用などにより皮脂が取り除かれすぎなどがあります。
■粃糠性脱毛症の治療法
粃糠性脱毛症の治療には、ストレスの発散や食生活の改善と同時にヘアケアの見直しも必要です。
フケを取り除こうとして入念なシャンプーをしてしまいがちですが、さらに乾燥が進行し、逆効果となってしまいます。
ですから粃糠性脱毛症の場合のシャンプーは低刺激のものを使い、洗髪後は保湿性の高いオイルを頭皮に塗布し、潤い保つようにします。
頭皮を乾燥させないのが治療のポイントです。