「CS19ペプチド」とは、カルピスを作る過程で、脱脂乳にカルピス菌を加えて発酵させたものが、乳酸菌飲料の元となる「カルピス酸乳」ですが、2009年に、その「カルピス酸乳」の研究から発見された成分が「CS19ペプチド」で、この酸乳成分が、認知機能改善に関わる成分であることが明らかとなりました。
 
ペプチドとは、食品タンパク質は20種類のアミノ酸分子でできていますが、そのタンパク質を体内で吸収するために、酵素などで細かく分解され生成された、各2個以上のアミノ酸同士が、「ペプチド結合(-CONH-)で繋がった構造のアミノ酸」のことをいいます。
 
「CS19ペプチド」は、このアミノ酸19個が連なった構造の成分となります。
 
さて、何故ここで「CS19ペプチド」かと言いますと、このペプチドが、前記の研究から人とマウスの「認知症改善」に効果があることが分かったからです。
 
では、その「CS19ペプチド」が脳の認知機能改善に繋がるメカニズムとは、認知機能に重要な役割を担っている神経伝達物質のアセチルコリンと、加齢によって神経細胞の成長・維持、保護に関わっている、BDNF(Brain-derived neurotrophic factor:脳由来神経栄養因子)の生成量の減少を、「CS19ペプチド」を摂取することで、脳内のアセチルコリンや、BDNFの量を増加させることができ、「アーバンス神経心理テスト」で、物忘れ、記憶障害、学習記憶向上、の夫々に認知機能を改善させる効果の有効性が確認されたのです。
 

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