血糖値スパイクとは、炭水化物や砂糖などの食事の消化後に、糖(ブドウ糖)が血管に急激に溢れる超高血糖状態を言いますが、それは血管内皮細胞を損傷するので、ダイエットは元より、諸疾病の大敵となります。
 
この為血糖値スパイクは、最近医療でも大きな注目を集めて、そのスパイクの出方や防止策の研究がされていますが、最近分かったことは、空腹時血液の血糖値と、食事後の血糖値スパイクの高値との変動幅の差が大きいほど、また、血糖値の急激な変動が交互に生じますと、血管内皮の損傷度が大きくなり、動脈硬化症に進展するリスクが高くなるのです。
 
これらの実験結果、血糖値濃度変動幅の変動は、持続的な高濃度よりも動脈硬化のリスクがあることを示している、とされています。
 
さて、この動脈硬化のリスクの回避は、血糖変動幅(=食後高血糖と空腹時血糖の差)を少なくする必要がありますので、食後の2時間後の血糖値を基準値の、140mg/dl未満に制御する必要があります。
 
 
この一般の対処法として「スーパー糖質制限食」の方法があり、これは、一食分の糖質(野菜+抵糖質の炭水化物など)量を、20g以内の摂取で、血糖値高は正常範囲内に抑えられるという優れた食事療法です。がしかし、個人でこの食事法を守ることは難しいと言えます。
 
同様の糖質制限のダイエット法に、期間断食と間引き間欠食の断食法(ファスティングダイエット)がありますが、この断食法は、一定時の食事が断たれますので、断糖の優れたダイエット法でありますし、且つ、一時的デトックス効果も期待できますが、他方に、栄養不足や空腹を来たし、その後の食の摂取で、空腹からの急激で大きな血糖値スパイクを生じることから、リバウンドや血管損傷に繋がりますので危険な方法となり要注意です。
 
このような断糖や断食の糖質制限をする場合は、その間に酵素ドリンクを用いることが、栄養補給と血糖値スパイクの平坦化となり、優れた「痩健美ダイエット法」となります。

                 痩身美容研究所「ローヤルスムージ―」