今回紹介するのは 神様ドォルズ
やまむらはじめによって『月刊サンデージェネックス』において2007年から2013年まで連載した作品。
既刊は12巻。
2011年夏にアニメ放送された。
アニメは2期を想定して作られたため、1シーズンのみしか放映されていない現在は「匡平編」のみしか作られていない。
ストーリー
故郷・空守村を離れ、東京で一人暮らしを始めた大学生・枸雅匡平の元に、匡平の幼馴染で村から脱走した阿機を捕らえるだめに、妹で「案山子」を操る「隻」の詩緒が訪れる。
元「隻」の匡平が村を出たことから、閉鎖的だった空守村の内外で、案山子を巡る様々な人物の思惑が絡み始めていく。
絵について
背景は、室内外ともに、毎シーンにきちんと描いていて、状況を把握しやすい。
登場人物も、その他のモブキャラも割と一人一人顔の違いがはっきりと分かるように描かれている。
シリアスなシーンとおとぼけののほほんとしたシーンが適度に入っていて疲れにくい。
文字について
そんなに、複雑な話ではなく、順々に物事が進んでいくので、あまり文字数も多くなく、バトルシーンもあったりするので、サクッと読める。
個人的には、
ストーリー :★★★☆☆
絵 :★★★★☆
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★☆☆
分かり易さ :★★★★★
総合 :★★★☆☆
こんな感じかな。
そこそこ設定やストーリーはあるが、あまり伏線が効いてくるというわけでもないので、素直に読んでいける。
コメディタッチのシーンも結構あって、完全なバトル漫画ということもないので、楽に読んでいける作品。