2月は短いけど、話は長い。^_^ | Kuronozo's Blog Kuronozoの“Daily Happens!!”

Kuronozoです!


一年で短い2月…今年は夏のパリ五輪があり、閏年・閏月ですので一日長い29日までです。

そんな一年で一番短い2月の今月は、一週間の休暇取得と、上司との年度の振り返り面接があります。休暇を取得する都合上、面接はもしかしたら3月になるかもしれません。いつもこの時期になると、休暇前に面接の資料をある程度作って、休暇明けに最後の最後を作成するのがマイセオリーとでも言いましょうか、自分のやり方になっています。今年度は勤続ご褒美を含め3回長期休暇を与えられ、今回その3回目、最後の一週間休暇です。今回は口では言えない『始まり涙』(意味深なことを言いますが)になり、大元で考えていた日程が二度も1日ずつズレていったという悲劇なことでした。大元で考えていたのは2/16〜22で、そうすると連休含めて10連休になり、一日お得でシメシメニヤリと考えていましたが、2/16はお助けをしてもらうメンバーの一人が先に一日休暇取得だということで、他のメンバーと相談して2/19〜26でOKが出ました。が、なんとなんとその19日も都合が悪くなり休暇取得することが判明。更に一日ずれて、最終的に20〜27で漸く折り合い休暇取得できたんです。


さて、今回の休暇はどうやって過ごそうか…


日にちが迫ると…、いや、2月に入ると必ずそんなことを考えてしまいますが、今回の休暇はズバリ!『エキタグバケーション』で行きます。


エキタグバケーションって何だ…?キョロキョロキョロキョロキョロキョロ


そんな言葉、あったっけ…なんて思わないでくださいよ。勝手に作った造語ですから。爆笑

皆さんは『エキタグ』というスマホのアプリ、ご存知ですか?



Apple・Googleのアプリストアから入手可能で、要は駅スタンプのデジタル版アプリです。

自分で押すより鮮明かつスマートにスタンプを収集できる、ある意味『超優れもの』アプリで、僕は先月から始めました。

きっかけは、これ…偶然かもしれませんが、昨年暮れに公開され今は上映しているか疑問符が残りますが僕のご贔屓・千葉ロッテマリーンズから初のドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。』を見に行った日のことでした。映画館最寄りの駅でちょっと御手洗いで用を済ませた後、コンコースの柱広告で『内房線外房線懐かしのヘッドマークスタンプラリー』を目にしたんです。

スタンプラリーというと、専用台紙に設定された各駅でスタンプを押すというのが真っ先に思いついて、これまで自分も何度もやったことがありますが、最近は時代の流れ・変化でスタイルが変わってきました。広告にも『スマホをかざしてデジタル駅スタンプを集めよう!』とはっきり明記されていて、この文言に心を奪われました。スタンプラリータイトルにも目を惹かれましたが、それよりも『スマホをかざしてデジタル駅スタンプを集めよう!』という文言を見て、


な、な、な、な…、何だそりゃあーーーー

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり


もはやスタンプラリー…いや駅スタンプもデジタル化…凄え〜というリアクションしかできなくて、これは直ぐにでも始めたい…始めなくては!とポスターを見るや否や強行して、映画を観る日に2駅やっちゃったという、時間も忘れそうなくらい過密スケにもなったんですが、それがきっかけとなりました。

やり方は至って簡単で、(『Bluetoothがオンになっていれば』という条件があるかもしれませんが)駅の指定された場所にあるNFCタグにスマホをかざして読み込むだけ。読み込む(タッチする)際は…


こちらの中央にあるエキタグロゴを押して…



が出たらタグにタッチ(完全でなくても近付けるイメージでOKです)して下さい。

すると、僕はいつもマナーモードにしていますから音は鳴らずに『ブブッ』と振動してスタンプが取得出来ます。

対象エリアは、東北・関東甲信越・東海北陸・関西・中国の各地方で、鉄道会社全社が導入しているわけではありませんが、関東であればJR東日本は首都圏エリアを中心に、導入していない路線や駅もありますが設置されています。


期間限定のイベント(スタンプラリー)があり、スタンパー(スタンプ収集者)にとっては結構熱が入りますが、集めた時の興奮というか感覚は何とも言えません。

交通費は自己負担になりますが、旅をしている感覚にもなります。鉄道ですので、俗にいう『鉄分』補給とも言えると思います。


この休暇中に複数のスタンプラリーイベントに行けるので、『エキタグバケーション』と付けた次第です。

この休暇前からポチポチと仕事が終わりや週末も含め行ける所は『ブブッ』と読み込んでいました。

つい先日の週末も集めに出かけ、すっかり『エキタグの虜』になってしまったようです。最近2週間おきに週末は外出するようになってきましたが、セオリー通りで行けば2/10に出かけるつもりも気を引かせたわけではありませんが出かけませんでした。ただその日から新しいスタンプラリーイベントが始まっていて『出かければ良かった…』と思ったりもしましたが、一週間の休暇もあるし、多少間隔がずれても良いと思って今月は2/17と2/24に出かける予定にしました。2/17に早速、新しいスタンプラリーイベントをやってきました。コンプリートすると数量限定でオリジナルのクリアファイルが貰えるということで、挑戦と同時に列車の発車時刻も考慮して行動していました。首都圏の列車で設定された7つのデジタル駅スタンプを集め、8つ目をクリアファイルが貰える最後の駅として『景品交換済』のスタンプを読み取り、係員に見せれば景品が貰えるというもの。何処から集めるかは決まっていないので、自分の思うように集めていくのもスタンプ集めの醍醐味です。


休暇に入ってからは、懐かしのヘッドマークスタンプラリーで千葉県内の一部を集めた他、ハンターズヴィレッジとコラボでりんかい線・東京モノレール・ゆりかもめの3路線を使って『リアル宝探し 幸せを運ぶ金の鳥〜謎を解き逃げる宝を追いかけよう!〜』にも挑戦。『リアル宝探し』となっていますが、実際に金の鳥が飛んでいるわけではなく、あくまで駅スタンプを集めて謎を解き、金の鳥を探すというフィクションストーリーです。しかし『幸せを運ぶ金の鳥』なだけにデジタル駅スタンプを集めて、最後『金の鳥』を見つけたら気分的にも良いと思いませんか。

金の鳥を見つけた際は、ハンターズヴィレッジで発見報告するキーワードが与えられます。ハンターズヴィレッジもやられている方は、ログインして是非ご報告を。


それ以外にも続々とイベント開催があり、伊豆方面と山梨方面対象のスタンプラリーや根岸線全線開通半世紀(50周年)のエキタグスタンプラリーといった関心あるスタンプラリーイベントが、心をくすぐります。

因みにですが、イベント開催期間中と知らずにエキタグ対象駅でデジタル駅スタンプを集めると、路線とは別に自動的にそのイベントのスタンプ帳も入手していますので、気が付いたら『え、こんなにスタンプ帳が増えてるよ』みたいなことにもなります。スタンプ帳が増える分、楽しみも広がります。


実はヘッドマークスタンプラリー以外にも千葉県内の路線を対象にしたスタンプラリーイベント『気動車で巡る奥房総スタンプラリー』があって、これはJR久留里線・いすみ鉄道・小湊鉄道に乗ってスタンプを集めつつ、一部の駅では最寄りの観光スポット的な場所にもエキタグが設置されているもの。こちらもヘッドマークスタンプラリーと同時開催中で、期間も昨年暮れ〜3/17までと一緒。それ故にエキタグアプリとあっち行ったりこっち行ったりして、完全鉄旅気分の『エキタグバケーション』になっています。


西は伊豆方面、南は地元房総。更にプラスアルファで山梨エリアも検討中です。これも『エキタグアプリ』のお陰で、特に伊豆方面についてはふと遡ってみると実に40年ぶり。一人旅で伊豆方面へ来たのは無論初のことですが、久方だけど新鮮な気分になります。しかも新幹線利用では東海道ウォークの小田原ではなく…



三島まで行って、その周辺を日帰りで行けるということが信じられないです。



三島駅で、かつてJR東日本の首都圏近郊・東海道線をはじめ、千葉でも走っていた211系車両と再会。元はJR東海の所有で、JR東日本管内では両毛線・上越線で活躍中の車両です。信州カラーと呼ばれる淡い青紫系帯の中央本線でも活躍していますね。



それから伊豆急下田も幼少の頃に来た記憶が薄らとあって、この日は空気も含め冷たい雨が降ったり止んだりする…天候としては最悪の条件で、時間の都合上周辺をぶらつけなかったけれど、またいつか来れたら良いです。



特急・踊り子号も185系の引退で、現在はE257系(かつて中央本線特急・あずさ/かいじとして走っていた車両)が転用され運行しています。この踊り子で熱海から伊豆急下田まで一気に来て、折り返し一発目も踊り子で次の停車駅・河津まで乗り、河津から隣の3000系という車両で伊豆稲取・伊豆熱川と時刻を調べると一本で行けるんですが…なんか何処かで見たような車両。






伊豆稲取で少々停車するため、デジタルスタンプを取得で一旦下車・再乗車の際にちょこっと撮影しました。幸い誰も乗っていない車両があったので撮影しましたが、何処かで見たような…よりも何よりも直近ではJR東日本の房総各線を走っていた『209系』車両です。内装そのまんまですが、扉に互い違いで綺麗なイラストが描かれており、愛称も付いていました。


さて、ここでクイズです!

かつて房総車両と元々は京浜東北線根岸線だった、この車両に付いた愛称とは何でしょうか?

ヒント:JR伊東線と直通して伊豆急行線を走っていますが、ドアのイラストを見ると何かイメージできませんかねぇ。


正解は例によって最後のほうで発表しますが、それにしても連日最大200km前後の長距離移動になり、折角の休暇も後で旅疲れが出てしまいそうです笑い泣き

でもね、鉄旅なだけに鉄道パワーをもらってリフレッシュしているつもりです。沢山の路線・列車・車両に出会い、少しでも遠方に行ける悦びがそこにあるから、多少の旅疲れが出ても日頃仕事での疲れが癒やされればそれで良いんです。


コロナで外出自粛の時期もあったからでしょうか、あの『外出自粛』で都内はおろか『更に遠方も行けない』という気持ちが身体に染み付いてしまって、『外出恐怖症』ではないけれど『出かけたくない』気持ちが一時根強くなっていました。


コロナが巷では『明けた』とは言っていますが、明けたわけではなくてピークが過ぎて一頃の『クラスター発生』ではないほどの感染者は少なからずいると思いますし、病原体自身も依然変異しているみたいです。コロナ制限が緩和され、とはいえ自分も毎月複数回週末に出かけるようにはなりましたが、毎週末に戻しても大丈夫のような気持ちが出てきそうです。


今回の休暇で『こっそり日帰り旅』がマイブームになるな…と思ってもいて、とても充実しています。家には騙す格好になるけど『自分のシークレット時間』だから、変には言えない。その分、朝から出られるし、普段の帰宅時間に合わせて予定が組めます。仮に突っつかれたとしても『滅多にない研修』だったり、上手く誤魔化せば良い話。だから遠方から戻ってくる時に懸念するのは、運転見合わせ等で予期せぬ事態に出会した時。その分遅くなりますし、予定が変わってしまいますから。それが長時間になるというのは絶対避けたいところですが、当初の予定を自ら潰してしまうのは非常に悔しいですね。


実は一度、やっちゃったんです。笑い泣き

某駅始発の臨時便で、それに乗る予定でした。途中駅で乗り換えて、本来はその乗換駅始発の便にちょうど良い具合に乗れ、終着駅でも乗り換えて一つ先の駅で下車。その後、その駅始発で終着駅へと向かう予定だったんです。

それがどういうわけか乗らずにホームで過ごしてしまい、ハッと気付いた時には発車してしまいました…アセアセ

ローカル線ですので、そこからの区間は一時間に一本と過酷な予定になります。折角買ったフリーパス乗車券片手に、『さぁ…どうするKuronozo』状態になりました。


当初の予定の便の一本後はローカル線でも『急行』がある珍しい路線で、その路線の途中駅で折り返そうかとも考えて街中をぶらついていたら、鉄道会社は異なりますが接続する同系列会社の路線バス停を見つけました。土曜日だし、どうせ田舎路線だろうし当初の行きたい方面になんて走ってないよな…と一応時刻表を見たら、何と何とその見た約20分後に通過する(来る)という奇跡が起きました。当初立ち寄る予定の駅ではありませんでしたが、乗りたい路線会社の便に乗れるならと時刻を調べながらバスに乗ることにしました。

当初より一時間ぐらい遅くはなりましたが救われた気分で、JRとも接続する終着駅改札のおばちゃん駅員さんとJR列車がまで時間があったので、数分雑談しました。

一時はどうなるかと思っていましたが、一応次回も廻れると判断してコースを検討中です。3/17までのものですから来月に回しても良いのですが、2月中はお得きっぷを再び買って行ける反面、下車駅も限定的なのでその点も含めてコースを考慮しなくてはいけませんが、来月予定していなかった有給を一日取れば、コース次第で県内二つのスタンプラリーをオールコンプリートできる可能性が見えてきました。全ては明日の休暇最終日に再度県内を回って、どのような結果になるか…。



最後に、クイズの答えです。

正解が書いてあるんですが…

これでは分かりづらいので…



こちらのほうで。

正解は『アロハ電車』でした。

伊豆急行線開業当初からのキーワードとして『ハワイアン』のイメージがあるようで、昔になりますが伊豆急行線の特急でしたか『リゾート21』という車両の側面カラーで赤と青がそのまま受け継がれ、山は赤・海は青が伊豆急イメージとして使われています。

リゾート21…乗ったことはありませんでしたが、今日は三島から修善寺方面の伊豆箱根鉄道スタンプをコンプリートしてきたんですが、実は最後に残ってしまったJR伊東線の伊東駅のスタンプをゲットすべく三島から熱海へ東海道線で戻って伊東線に乗り換える際、そのリゾート21を改装した車両が伊東線の普通列車・伊豆高原行きとして停車してまして、まさか乗れるとは思いませんでした。




写真は熱海では時間がなかったので伊東駅で撮影しましたが、


ペルリさんに熱海で拉致られ、伊東に連れてきてもらいました…


と冗談にすることもできる『黒船電車』に初乗車しました。




まさか乗れるなんて…

ホント、最高の休暇です!

Kuronozoでした。




↑ 2/22撮影・雨に濡れる河津桜/伊豆熱川駅ホームより