香取神宮の御朱印(香取市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

おすすめの神社を3つ挙げるとしたら、戸隠、宗像、弥彦と答えますが、そのどれもまだ未参拝の尼津彦です。
 
皆様おはようございます。


鹿島神宮の次は下総國一宮の香取神宮です。

正直、香取神宮はあまり期待してなかったのですが、実際行ってみると鹿島神宮よりこちらのほうが好みかも知れません。

鳥居をくぐろうとした時、ピリッと右頬に静電気のような感触があり、しばらく麻痺したようになりました。


先に奥宮方面へ向かいました。


護国神社


奥宮


要石


鹿島神宮は凹の要石、こちら香取神宮は凸の要石と呼ばれ、それぞれ大ナマズの頭と尾を押さえてるといわれます。

うねうねと蛇のような参道


狛犬


鳥居


中門


楼門


拝殿


本殿


御祭神の経津主は武甕槌とは旧知の仲であり、同世代であったと思われます。

鹿島立ちの後、それぞれ鹿島と香取の領地を賜り、武甕槌と共に天忍穂耳尊の羽の臣(左右大臣のようなもの)に任命されます。

お互い住まいが近かったこともあり、親しく交流されていたようです。

天忍穂耳が日高見(今の仙台あたり)で政をされていたため、天照大神の使いとして天児屋根が何度か来たことがあります。

天児屋根の母の兄、すなわち伯父が経津主なので、行き帰りには経津主の館に寄っていたようです。

経津主と交流のあった武甕槌も何度か会ったことがあり、その才能や人柄を気に入ったようです。

武甕槌には一人娘がいましたが、男の子が欲しかった武甕槌は意気消沈して娘の名前をつけようとしませんでした。

そのためヒメと呼ばれていました。

そのヒメの婿に天児屋根をと思い、天児屋根の父である興台産霊(春日殿)への橋渡しを経津主に頼むわけです。

経津主の取り持ちもあり、ヒメと天児屋根は夫婦となり、武甕槌も一人娘でも良い婿を取れば家も存続できると悟り、今までの自分を恥じたといいます。

天児屋根夫妻は鹿島と香取の中間の息栖で新婚生活を送ったとされています。

後に、子供がいなかった経津主と義父である武甕槌、そして実父興台産霊の家督を相続した天児屋根は一躍大豪族になるわけです。


何だったか忘れましたがかなり良さげな末社



御朱印


今回の出張ではこの二社だけでしたが、大満足の参拝でした。